妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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外陰部・会陰部の復古

分娩が進行し、胎児が下降し、外陰部や会陰部は伸展されます。
外陰部・会陰部は産道の最後の抵抗部で、経産婦よりも初産婦の方が伸展しにくく、会陰切開を行うことで抵抗を除き分娩の進行を助けることがあります。
外陰部・会陰部は分娩直後、著しく伸展し、浮腫や腫脹がみられます。

外陰部・会陰部の回復

外陰部も分娩直後から回復がはじまります。
外陰部の腫れも分娩直後からひきはじめ、緊張を取り戻します。
色素沈着は産褥6~8週間までに徐々に消退していきますが、その後も軽度残ることとなります。
陰裂は分娩直後には開口しているのですが翌日には閉鎖します。
骨盤底筋郡の回復はやや時間がかかり、非妊時の状態に戻るまでには4~6週間かかります。

外陰部・会陰部の創傷の治癒

外陰部や会陰部の裂傷や切開創などは1~2週間で治癒しますが、傷は瘢痕として残ります。
小裂傷は産褥1週間程度で回復しますが深い会陰裂傷や大きな裂傷の治癒には時間がかかることもあります。

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