妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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子宮頚管の復古

子宮の下部1/3の部分を子宮頸部といい、その内腔を子宮頚管といいます。
内子宮口と外子宮口との間で、子宮頚管は約3㎝の長さですが、分娩が進行すると柔らかくなり(熟化)、児頭の圧迫により開大しはじめ、徐々に短くなり、子宮口が全開し、分娩となります。
子宮頸管は、分娩直後は薄く伸びきった状態にありますが、分娩から10時間もするとほぼ原形に復します。
分娩後には裂傷や潰瘍がみられますが、産褥1~2週間で粘膜が再生し、治癒します。 子宮頚管の内腔は徐々に縮小し、産褥3日で約3㎝、産褥10~12日で約1㎝程度となり4~6週間で閉鎖し、横裂を形成します。
子宮頸部の厚みも増し子宮頸管が形成されます。
子宮頸管が復古しても外子宮口には裂傷などの瘢痕が形成されます。

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