妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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子宮内膜の復古

子宮は、内膜、子宮筋層、外膜の3層からできており、子宮内膜は受精卵が着床する時期、エストロゲンの作用で肥厚します。
その後、子宮内膜の一部が脱落膜となり、分娩終了の胎盤娩出と共に体外へ排出されます。
分娩後、胎盤が付着していた子宮の内膜は分娩直後から子宮が収縮することにより止血されていきます。
子宮内膜は、胎盤のはがれたあとの表面が凹凸になっていて、粗く、血液のかたまりが付着しています。
そのような子宮内膜は分娩後、脱落膜の表層が壊死し、血液やリンパ液、粘膜、創傷分泌物などが悪露として排出されます。
子宮の復古に伴い胎盤の付着していた内膜も滑らかになり、産褥6週目頃には新しい子宮内膜によって覆われています。
子宮内膜は、基底層から新しい内膜が産褥3~4週でが再生します。
胎盤がはがれた跡は分娩直後は7~8㎝あったものが、産褥2週目で3~4㎝、産褥6週目には平坦となります。

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