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助産師からママと赤ちゃんへ産後の全身の生理的変化(1) | 産後のからだと心の変化

産後・産褥の基礎知識のメニュー

産後の回復の経過を理解するための基礎知識として産後10日目以降の母体の変化について。
産後・産褥期の全身の生理的変化として、母体の体温、脈拍、血圧、呼吸、排泄などの産後の全身の生理的変化ついて。

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産後の全身の生理的変化

産後の母体の体温、脈拍、血圧、呼吸、排泄などの全身の生理的変化ついて

産後の体温の変化

出産後1~2日はやや高めの体温のこともありますがその後平熱に戻ります。
また、乳房が張ってくると微熱がみられることもありますが、37.5℃を超える時は相談しましょう。

産後の脈拍の変化

分娩直後にやや早くなりますが疲労が回復すると普段の状態に戻ります。

産後の血圧の変化

分娩時一過性に高くなりますが徐々に下がり普段の血圧かやや低くなります。

産後の呼吸の変化

呼吸数の変化はみられません。

産後の排尿の変化

分娩後子宮が収縮し圧迫がとれると腎臓が活発に働き尿量は増えることがあります。
また、分娩時の赤ちゃんの頭の圧迫により一過性の膀胱神経麻痺を起こし尿が出にくいこともありますが多くの場合、24時間以内に回復します。
その他、分娩時に膀胱を圧迫 したために尿が濁ったり、軽度の蛋白尿を認めることもあります。
ただし、排尿痛や尿のにごり、においなどがある場合は感染症などが疑われますので注意が必要です。

産後の便通の変化

分娩後数日は食欲がなかったり、腹壁の緊張もゆるんでいるため腸の動きもにぶく便秘になりやすい状態にあります。

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