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染色体異常による不育症

不育症と夫婦の染色体異常をみてみると、一般的な集団と比較すると不育症患者では両親のどちらかに染色体異常がみられる割合が高いといわれます。
染色体異常としては、相互転座、ロバートソン転座、逆位などがほとんどです。
染色体異常に関しては、根本的な治療法がない場合があります。

染色体異常

染色体は生物を構成する細胞の核の中にあり、遺伝子の集合体として親から子供へ伝える運び屋(遺伝子の入れ物)の役割を果たしています。染色体の名前は、色素でよく染色することができることから染色体と呼ばれるようになりました。
人間の細胞それぞれには22対の常染色体と1対の性染色体が含まれ、全部で46本の染色体が存在します。染色体異常とは、設計図に大きな変化が起こることを意味しています。
染色体異常は、大きく2つに分けることができます。ひとつは通常は46本である染色体の数が増えたり減ったりする数の異常(数的異常)で、もうひとつは染色体の形が変わる形の異常(構造異常)で流産の染色体異常のほとんどは数的異常です。
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