妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠・出産・新生児用語・『え』

『え』で始まる妊娠・出産・新生児に関する医学用語、専門用語、略語を解説。

会陰

切外陰部と肛門とのあいだの部分を指します。

会陰切開

会陰の伸展が不良で大きな裂傷が予測されるときや何らかの理由で分娩を急ぐときに行われます。
普通、発露時に行い、正中切開法、正中側切開法、側切開法などがあります。会陰裂傷に比べて縫合が容易ですが傷痛や違和感を訴える女性も多い。

会陰裂傷

多くの分娩で起こる会陰部の裂傷をいい、そのほとんどが膣壁の裂傷を伴っています。
臨床的には両者を合わせて会陰裂傷とよぶことが多く、その程度によってⅠ度からⅣ度に分類されます。第1度裂傷は会陰皮膚および膣粘膜にとどまるもの、第Ⅱ度裂傷は筋肉の裂傷を伴うもので、肛門括約筋には達していないもの、第Ⅲ度裂傷は肛門括約筋や直腸中隔の一部が断裂したもの、第Ⅳ度裂傷は裂傷が肛門括約筋および直腸粘膜に及んでいるものをいいます。第Ⅲ度以上の会陰裂傷の発生頻度は0.5から5%程度です。

エストラジオール

エストロゲンの一種。卵巣から分泌され、頚管粘液を増やす作用があります。このホルモンを測定することで卵胞の発育状態を予測できる。

エストロゲン(卵胞ホルモン)

ステロイドホルモンで、エストロン(E1)、エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)の総称。
思春期の二次成長の発現や成熟女性における性周期の成立などに関わり、妊娠中に大量に分泌され子宮の発育を促し、妊娠の維持、乳汁分泌の準備、分娩末期には子宮頚管をやわらかくし分娩に備える女性ホルモンです。

エンゼルプラン

エンゼルプランは、厚生労働省が策定し、平成7年(1995)に策定した「子育て支援のための総合計画」の通称。少子化傾向を食い止めるため、共働き家庭の育児を援護するなどさまざまな施策が盛り込まれている。

円座クッショ

ドーナツ状にまん中に穴が開いたクッションのこと。
分娩時の会陰切開や会陰裂傷など創部痛、縫合部痛がある場合や脱肛、脱肛痛がある場合に使用することで痛みの緩和に効果があります。
ほとんどの産婦人科には用意されています。
また、薬局などでも販売されています。

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