妊娠・出産・新生児用語・『う』

『う』で始まる妊娠・出産・新生児に関する医学用語、専門用語、略語を解説。

ウェルニッケ脳症

ウェルニッケ脳症とは、脳疾患の一種で、水様性ビタミンB1であるチアミンの欠乏によって起こり、視床や乳頭体などの不完全壊死と小血管の増生を特徴とする。急性期には意識障害、眼球運動障害、眼振、小脳失調をきたす難知性の疾患。

うっ血とは、血液を心臓に戻す道筋である静脈の血流が何らかの原因により妨げられる事により、局所の静脈血や毛細血管内の血液が停滞して増加した状態を指す。

産褥早期に乳管内に乳汁がうっ帯する、非感染性の炎症。乳汁分泌の盛になる産褥2日から4日頃に発症しやすい。乳房の一部あるいは全体に発赤、緊満、硬結と疼痛をもたらす。乳汁のうっ帯を除去することにより消失します。

乳管に、乳汁がたまり、詰まった状態をいいます。
悪化すると、うっ帯性乳腺炎に移行することがあります。

切迫早産の治療薬。主要成分はリトドリン塩酸
子宮の運動を抑制する作用、子宮筋の緊張をゆるめる作用があります。切迫流早産に用います。
副作用としては、動悸、頻脈、ほてり、指や手の振るえ、頭痛、頭重感、めまい、ふらつき、吐き気などがあります。
おなかの赤ちゃんの脈が速くなることもあります。

一般に、産まれたばかりの赤ちゃんに生えている体毛や髪の毛をいいます。
産毛はおなかの中で羊水に包まれていたときに、赤ちゃんの皮膚を保護してくれていたもので、生後すぐから自然に抜け落ちます。

さまざまな方法で、男の子・女の子が生まれる確率を高めます。

新生児は昼夜の区別なく3～4時間ごとに睡眠と覚醒を繰り返す。
この生活リズムは、24時間という1日の周期に関係のない多層性のリズムであるため、超日リズム（ウルトラディアン・リズム）とよばれる。