妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
スポンサーリンク

水痘(みずぼうそう)ワクチン

2014年10月から水痘(水ぼうそう)ワクチンが定期予防接種になりました。
水痘は水ぼうそうともいい、水痘帯状疱疹ウイルスによってひきおこされる伝染性の強い病気で飛沫および接触感染によって感染し、5歳までに約80%の子どもがかかるといわれています。
症状は、発疹、発熱を主症状とし発疹は最も特徴的で、発疹は紅斑、丘疹、水疱、膿疱、痂皮と数日で進展し、次々に新しい発疹が発生するので前述の発疹がさまざまに混在し、頭の有髪部や口腔粘膜にも出現するのが特徴です。通常は1週間で治癒しますが思春期以降の年長児や成人の初感染では発熱などの全身症状が強く現れます。

水痘(みずぼうそう)ワクチンとは

水痘(みずぼうそう)ワクチンは、弱毒化した水痘ウイルスを使った生ワクチンで接種方法は注射です。

水痘(みずぼうそう)ワクチンの接種時期・回数

  1. 初回:生後12か月から15か月までの間
  2. 追加:初回接種終了後、6か月から12か月に至るまでの間隔

※これまでに任意接種として水痘ワクチン接種を受けたことのある方は、残りの回数を定期接種として受けましょう。水痘を発症した方は接種する必要はありません。

水痘(みずぼうそう)ワクチンの推奨

乳幼児に流行する感染症ですので、できるだけ早く受けるようにしましょう。

水痘(みずぼうそう)ワクチンの副反応

水痘(みずぼうそう)ワクチンの副反応としては、ワクチンの接種直後から翌日に発疹、じんましん、紅斑、かゆみ、発熱などがみられることがあります。

水痘(みずぼうそう)ワクチン接種を受けることができない場合

以下のような場合はヒブワクチン接種を受けることができません。

  1. 明らかな発熱がある場合。
  2. 重篤な急性疾患にかかっている。
  3. 水痘(みずぼうそう)にかかったことがある。
  4. 本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがある。
  5. 前記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある。

水痘(みずぼうそう)ワクチン接種を受けるにあたって医師の相談が必要な場合

以下のような場合はヒブワクチン接種前に医師の相談を受けましょう。

  • 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有している。
  • 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある。
  • 過去にけいれんの既往がある。
  • 過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる。
  • ポリペプチド系およびアミノグリコシド系の抗生物質に対してアレルギーの既往のある。(ワクチン製造時にこれらの抗生物質を使用)
  • このワクチンの成分に対してアレルギーをおこすおそれのある。
  • 家族の中で、または遊び友達、クラスメートの間に、麻しん(はしか)、風しん、おたふくかぜ、水痘(みずぼうそう)などの病気が流行している時で、まだ、その病気にかかったことがない人。

不活化ポリオワクチン接種後の注意

不活化ポリオワクチン接種後には以下のような点に注意しましょう。

  • 接種を受けた後に、急な副反応が起こることがありますので接種後30分間はその場で様子をみるようにしましょう。
  • 接種後に高熱やけいれんなどの異常が出現した場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
  • 接種後、2~3週間は副反応の出現に注意しましょう。また、接種後、腫れが目立つときや機嫌が悪くなったときなどは医師にご相談ください。
  • 接種部位は清潔に保ちましょう。
  • 接種当日は激しい運動はさましょう。
  • 違う種類のワクチンを接種する場合には、かかりつけ医に相談しましょう。

ワクチン接種のお願いとご注意

より安心して予防接種を受けるためには、かかりつけの小児科医、県内保健所、市町村予防接種担当窓口で詳しい説明を受けてください。
予防接種の施行方法がめまぐるしく改正されています。各保健センターや予防接種施行医療機関で情報を得るようにしてください。

スポンサーリンク