赤ちゃんの身体の成長

赤ちゃんはすごいはやさで成長・発達します。

生理的体重減少

新生児の出生時の体重は約3kgですが、3～5日頃に出生体重の5～10％程度が一時的に減少し、生後7日頃に生下体重に戻ります。
これは生理的体重減少といい、生後の哺乳量や水分摂取量があ少ないにもかかわらず、胎便の排泄、尿、発汗、皮膚からの水分の発散量が多いために起こります。

体重変化

出生時の体重は約3㎏で、以降、生後2か月の間は25～30g/日、生後3～5か月の間は20～25g/日、生後6～8か月の間は15～20g/日、生後9～11か月の間は10～15g/日の増加がみられます。
また、一般的に体重は生後4か月で出生時の約2倍の6kg、1歳で約3倍の9kg、2歳で約4倍の12kg、4歳で5倍の15kgになります。

赤ちゃんの身長の成長

出生時の赤ちゃんの身長は約50センチで、最初の1年間でその50％にあたる約25㎝伸びます。
一般的に1歳では身長は出生時の約1.5倍の75㎝、4歳で約2倍の100㎝、12歳で約3倍の150㎝になります。

赤ちゃんの頭囲の発育

赤ちゃんの出生時の頭囲は約33㎝でその後急激に増加し、生後6か月で約42㎝、1歳で46㎝、以降3歳までは46㎝＋年齢㎝となります。
頭囲の発育は、脳の発育を間接的に示していて、乳児期にその発育はもっとも著しい。

赤ちゃんの胸囲の発育

赤ちゃんの出生時の胸囲は、約32㎝です。
新生児の胸囲は頭囲よりも小さいのですが、1歳の頃では胸囲と頭囲がほぼ同じ約46㎝となります。
その後は、胸囲の方が頭囲よりも大きくなります。