乳房と乳首のタイプ

乳房と乳首は形状や大きさによっていくつかのタイプに分けられます。

乳頭のタイプ

乳頭のポイントは、形、硬さ、大きさです。
乳頭が正常に突出していない場合は、ピンチテストをおこなってみましょう。
ピンチテストとは、親指と人差し指で乳頭の付け根をやさしくつまむと、ふつうは乳頭が突出してきます。扁平乳頭や陥没乳頭の場合では逆に引っ込んでしまいます。。
自分の乳頭をチェックし、気になるようであれば医師や助産師に診てもらいましょう。

【短乳頭】

乳首が短い状態の乳頭をいいます。

【扁平乳頭】

乳首が扁平でほとんど出てない状態の乳頭をいいます。

【陥没乳頭】

乳首が乳房にめり込んでいて乳頭が陥没している状態の乳頭をいい、陥没乳頭には、刺激すると突出してくる仮性陥没乳頭と、刺激をくわえても突出しない真性陥没乳頭にわけることができます。

【裂状乳頭】

乳首に大きな溝がある状態の乳頭をいいます。

【巨大乳頭】

乳首が非常に大きい乳頭をいいます。

【小乳頭】

乳首が非常に小さい乳頭をいいます。

この他に、乳首がやわらかいか、伸びが良いか、乳腺がつまっていないかなどチェックしください。
自分の乳頭と他の人の乳頭と比べる機会などあまりありませんからわかりづらいと思いますので一度助産師に診てもらい、問題がある場合はマッサージの方法、時期など指導を受けてください。

乳房のタイプ

乳房の大きさや形は母乳の分泌量と関係はありません。の差はありません。
乳房の形はいくつかの形に分けることができます。
乳房を横から見て、乳首の位置が中央より上の方に位置するタイプ、乳首がほぼ中央に位置するタイプ、乳首が中央より下に位置するタイプ、さらに乳房が下垂しているタイプなどに分けられますが、乳房のタイプに応じた抱き方を工夫することで授乳がうまくいくことがあります。