赤ちゃんの衣類の着せ方
赤ちゃんの様々な身体的な特徴や機能が未熟な状態であるということを理解したうえで衣類の着せましょう。
赤ちゃんの肌着の種類
赤ちゃんの肌着の種類には、短肌着、長肌着、コンビ肌着、だるま肌着などがあります。
新生児期の肌着は、おむつかかえが多く、寝たまま脱ぎ着しやすいよう前が打ち合わせの着物タイプでひもで結べるものが便利です。
赤ちゃんの肌着の素材
赤ちゃんの肌はデリケートで汗っかき。基本は綿素材ですがその種類は織り方によってさまざまです。
赤ちゃんの肌着の素材には、ガーゼ、天竺、フライス、スムース、パイルなどが使われています。
ベビー服のサイズ
ベビー服のサイズはメーカーによって多少の違いがありますが、一般的に以下のようなサイズ割になっています。
- 新生児期(身長50㎝・体重3kg):服のサイズは50
- 生後3か月(身長60㎝・体重6㎏):服のサイズ60
- 生後6か月(身長70㎝・体重9㎏):服のサイズ70
ベビー服の種類
ベビー服の種類には、ドレスオール(ベビードレス・新生児ドレス)、ツーウェイドレス、カバーオール(ロンパース)、足つきカバーオール、ボディースーツなどがあります。
赤ちゃんの服の着せ方の基本
まだ体温調節が未熟ですから衣類で調節してあげる必要があります。
生後1か月くらいまでは大人よりも1枚多く、生後2か月くらいは大人と同じ枚数、生後3か月を過ぎたら1枚少なめに心がけましょう。
汗をかいていないか、赤ちゃんの背中に手を入れて確かめてあげましょう。
春の着せ方
春は寒暖の差が大きいい季節ですから気温にあわせてこまめに調節してあげましょう。
基本は、短肌着+カバーオール(ツーウェイオール)です。
- 肌寒いときには、長肌着をくわえましょう。
- 体温調節には、新生児ベストや胴着を活用しましょう。
- おでかけのときには、おくりみ、帽子、靴下などで調節しましょう。
夏の着せ方
暑い季節、汗っかきの赤ちゃん、汗疹も心配ですからこまめにとりかえてあげましょう。冷房のお部屋では室温をチェックし、冷風が直接当たらないよう注意しましょう。
基本は、コンビ肌着やボディスーツ、ロンパースを1枚です。
- 季節の変わり目や冷房使用中には短肌着をくわえて調節してあげましょう。
- 生まれて間もない赤ちゃんは、冷房のお部屋で過ごすときには丈の長い肌着やドレスがお勧めです。
- 汗をかいたら短肌着を交換してあげましょう。
- お出かけのときには、直射日光が当たらないよう気をつけてあげましょう。
- 冷房を使用する室内と室外の温度差が激しいのでカーディガンがあると重宝します。
秋の着せ方
気温の差が大きい季節ですから赤ちゃんの様子をみながらこまめに調節してあげましょう。
基本は、短肌着+長肌着+ドレスオール、または、コンビ肌着+カバーオールです。
- 寒いときには、新生児ベストや胴着で調節してあげましょう。
- おでかけのときには、おくるみ、帽子、靴下などで調節してあげましょう。
冬の着せ方
寒い季節、風邪をひかないかと心配になる季節でが着せすぎには注意しましょう。
基本は、短肌着+長肌着+ツーウェイドレス、短肌着+コンビ肌着+カバーオールです。
- 寒いときには、新生児ベストや胴着などで調節してあげましょう。
- 外出のときには、おくるみ、帽子、靴下などで調節してあげましょう。
- 暖房を使っているお部屋では、背中に手をいれて汗ばんでいるようであれば1枚脱がして様子をみてあげてください。