赤ちゃんのねんね用品
”赤ちゃんは寝るのが仕事”といわれるように赤ちゃん、とくに新生児期は約18~20時間、すなわち1日の3分の2を眠って過ごしてます。
赤ちゃんのねんねスペース作り
赤ちゃんにとって眠る場所が、生活の中心になりますから赤ちゃんが快適に過ごせるように安全で清潔なスペースになるよう、赤ちゃんのねんねスペースを考えるポイントは以下のようなものがあげられます。
- ママの目がいつも届くところ。
- 頭の上に落下物や近くに倒れる家具がないこと。
- 風通しが良く、日当たりがよいこと。
- 掃除がしやすく清潔に保てること。
- ママがお世話しやすい動線であること。
- ベビーグッズが収納できるスペースがあること。
- 直射日光があたらないこと。
- エアコンが直接あたらないこと。
寝具の選び方
ベビーベッドにするかお布団にするかは、それぞれの家庭の住宅状況やライフスタイルに合わせて決めましょう。
ベビーベッド
ベビーベッドは場所をとってしまうと考えがちなのですが、赤ちゃんのスペースを確保でき、効率よくお世話もできます。
ベビーベッドには、床板が高く腰をかがめずにお世話ができるハイベッドタイプ、添い寝ができるタイプ、片手で柵がスライドできたり、ワンタッチで畳めるもの、ベビーベッドを卒業した後も、ベビーサークルとして使えるのもなど、多機能タイプやコンパクトタイプなどさまざまな種類がありますので、それぞれの住宅事情に合わせて、使いやすいものをを選んでください。
ベビーベッドのメリット
- 床よりホコリが少ないので清潔度や通気性は良い。
- 高さがあるのでオムツ替えなどのお世話が楽。
- ベッド下が収納場所として使える。
- 柵があるのでちょっと目を離すときも安心。
- 兄弟やペットがいる場合には安全。
ベビーベッドのデメリット
- 柵を上げるのを忘れて落下の心配がある。
- ベッドの移動が難しいので場所を取る。
- 使わなくなってからの保管が面倒床より。
- 赤ちゃんが泣いて寝てくれないとき添い寝ができない。
- 授乳やおむつ交換のときわざわざ起きなくてはいけない。
ベビー布団
組み布団や布団セットとして、敷きマット、肌布団、掛け布団、シーツ、それぞれのカバーがセットになったものが一般的で単品でそろえるより経済的です。
基本のセットに洗い替え用のシーツ、マット、防水シーツ、タオルケットや綿毛布などを必要に応じてプラスすると良いでしょう。
素材もオーガニックのもの、アレルギー対策のものなどがあり、デザインやキャラクター、色、柄など種類も豊富です。
ベビー布団のメリット
- ベッドのように落下する心配がありません。
- 赤ちゃんが泣いたときなどすぐに添い寝ができます。
- 移動させることができ、掃除も楽にできます。
- 畳むことができスペース活用が便利です。
ベビー布団のデメリット
- 床や畳の上でホコリがたまりやすい。
- 通気性が悪い。
- 赤ちゃんが回りに手を伸ばしやすい。
- 兄弟やペットがいると危険。
- 冷房や暖房のとき注意が必要です。
昼間のねんねスペース
ママが日中過ごす部屋に赤ちゃんの眠るスペースが必要になります。
夜、寝室で使っている布団をリビングなどに移動させて使っても良いですが、クーハン、ハイローチェアー、お昼寝用の布団を使用するママが多いようです。
どれを使うかは、生活スペースや生活環境によって考えましょう。
上の子がまだ小さい場合やペットを飼っている場合は、ベビーベットやハイローチェアーを使用するようにして事故を防ぎましょう。
昼間であっても、赤ちゃんにとって睡眠がとても大切ですから寝入ったらカーテンを引いて暗めにしてあげましょう。