妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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新生児の皮脂腺過形成と稗粒腫

脂腺の過形成と稗粒腫は新生児によくみられる皮膚症状です。

皮脂腺過形成とは

皮脂腺過形成は、鼻の頭から鼻翼にかけて多数の黄白色の斑点状の小点としてみられるもので新生児の生理的皮膚変化の一つです。
正期産児では過形成の脂腺が皮膚を通して見られ、早産児ではみられないことが多く、これは新生児の発育した皮脂腺の肥大したもので成熟徴候の一つとも言われています。
鼻とその周囲で多く見られます。頭針大の黄白色の斑が密集してみえます。個々の斑が次第に縮小して数週間で消失します。

新生児の稗粒腫とは

新生児にみられる稗粒腫は上皮性の嚢腫で脂腺の過形成とは区別され、下顎や頬、目の周囲などに多くみられます。
母体のホルモンの影響や汗腺の未熟などが原因だと考えられています。
数週間で自然に消滅することがほとんどです。
潰したり、強くこすって洗ったりしないようにし、気になるようであれば医師に相談しましょう。

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