足の把握反射
足の把握反射とは、新生児の足の裏を圧迫すると足の指が屈曲してくる反応をいいます。
足の把握反射の意義
人足の把握反射は、人間が猿だった頃からの原始的反射の名残とも考えられており、母親から落ちないためのものと考えられています。
足の把握反射が出現・成熟する在胎週数
足の把握反射は、在胎28週頃から出現し、在胎32週頃に成熟します。
足の把握反射が消失する時期
足の把握反射は、正常児であれば生後9~10ヵ月ころに消失します。
足の把握反射の異常
足の把握反射が弱かったり、見られない場合は頭蓋内出血、重度脳障害や上部脊髄の障害によって生じないことがある。
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