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助産師からママと赤ちゃんへ新生児の顔面の特徴 | 新生児の身体的特徴

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新生児を理解するするための新生児の身体的特徴の基礎知識として、新生児の顔面の特徴について。
新生児の顔部の目、耳、鼻、口などの顔部の特徴について。

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新生児の顔面の特徴

新生児は機能的に未熟な状態で生まれくるだけでなく、新生児の特徴的な身体をしています。新生児の身体的特徴を理解することは子育てに役立ちます。新生児の顔面の特徴としては以下のようなものがあげられます

新生児の顔部

新生児の、目、鼻、口、耳それぞれの大きさ、形、位置は左右対称です。

左右の目は対称で、耳介の上端は目尻と同一の位置にあります。目は閉じらていることが多い。
胎児期に頭に圧が加わると結膜の毛細血管が破裂し、点状、リング状に結膜下出血がみられることがありますが、生後1か月程度で消失します。
生まれて間もない赤ちゃんは、光を感じてまぶしいと瞬きをするだけんでなく、ママの顔をじっと見つめる注視行動が見られることから視力があることがわかります。とはいっても、はっきりと見えているのではなく、焦点を合わせる能力が不十分でぼやけ薄ぼんやりと見えるといった程度です。そんな赤ちゃんがもっともよく見える距離が25㎝で、この距離は赤ちゃんを胸に抱きおっぱいやミルクを飲むときのママと赤ちゃんの顔の距離に相当します。
焦点を合わせ動くものをじっと見つめるようになるのは生後1~2か月過ぎてからです。

鼻には1㎜程度の白または薄い黄色の碑粒腫(ミリア)とよばれる盛り上がった丘疹がみられます。これは皮脂腺のケラチンによる閉塞で、数週間で自然に消失します。
新生児は、鼻呼吸で音はなく静かに呼吸をします。鼻が詰ると哺乳ができません。
新生児の臭覚はあるといわれ、母乳を浸み込ませたパットを児の左右に置くとパットのある方向に顔を向けます。また、自分の母親の母乳を浸み込ませたガーゼと他人の母乳をしみ込ませたガーゼを置くと例外なく自分の母親の母乳をしみ込ませたガーゼの方を向きます。

口は閉じられ、舌が口唇から外に出ることはありません。新生児の頬を指で触るとその方向に顔を向け、口を開け乳首をくわえるような口唇追いかけ反射(ルーティング反射)がみられます。さらに、指を口の中に入れると強く吸いつき、乳首を吸うような吸綴反射がみられます。
生後すぐ~生後数か月の児の歯ぐきに、数ミリの真珠のような白いふくらみが見えることがあります。これは上皮真珠といいしばらくすると自然にとれてしまいます。
また、出生時に歯が生えている赤ちゃんがいます。新生児期(生後1か月以内)に萌出している歯を新生歯といい、授乳に影響する場合には抜歯することもありますから受診する必要があります。
新生児の味覚はあり、母乳とミルクの違いがわかるといわれています。

新生児の耳介はやわらかく軟骨が形成されています。耳介の上端は目尻と同一位置にあり、低い位置の場合には染色体異常などが疑われます。
耳の穴の前やほほに皮膚に小さなイボ状のものがある赤ちゃんがいます。これは副耳(ふくじ)といい、胎児期に耳が形成される段階に形成されたもので特に心配するものではありません。
また、耳の付け根に小さな穴が開いている赤ちゃんがいます。これは先天性耳瘻孔(せんてんせいじろうこう)とよばれるもので、とくに症状がなければ問題はないのですが、感染を起こし分泌物がある場合には処置が必要になりますので受診してください。
その他に、耳介の上方が折れたような折れ耳の赤ちゃんもいます。
新生児の聴覚は発達しており、ママの声に反応することは良く知られています。

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