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助産師からママと赤ちゃんへ産後の排便の工夫 | 産後の過ごし方

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分娩直後から始まる母体の変化と産後を快適に過ごすためのアドバイス。産後の排便の工夫について。
産後の排便・便秘について解説。産後は便秘になりやすく、便秘が長く続く場合は子宮復古を妨げる場合があるため排便を促す工夫が大切です。

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産後の排便の工夫

産後0~2日間は便秘となることが多いのですが、便秘が長く続く場合は子宮復古を妨げる場合があるため排便を促すような工夫が必要です。

産後のに便秘になりやすい理由

産後数日は、会陰切開や脱肛による痛み、腹壁の弛緩による腸管の筋肉の緊張低下、会陰の縫合部が開くのではないかという恐怖心などから排便を我慢し便秘傾向になりがちです。
その後、母乳分泌量が増えてくると母乳に水分がとられることで便秘となることがあります。
また、赤ちゃんのお世話に追われてトイレに行くタイミングを逸したり、ついつい我慢てしまうこともあります。さらに、産後は活動量がかぎられており運動不足になりやすいといえます。

産後の便秘対策

産後の便秘対策

●規則正しく食べましょう
食事内容が偏ったり、食事量が少ないと便秘となることがありますから食事はきちんと三度摂り、食物繊維を摂取するよう心がけましょう。
●水分を十分に補給しましょう
母乳を与えているとのどが渇きます。授乳のあとは水分を十分とりましょう。排尿時に痛みなどがあってトイレが不安で水分の摂取を控えることはさけましょう。
●食物繊維の多い食事をこころがけましょう
食物繊維が多い食品としては、イモ類、きのこ類、まめ類、ごぼうやレンコンなどの根菜類、海藻類、こんにゃく、セロリやキャベツ、リンゴなどを食事に加えるようにしましょう。
●排便習慣をつけましょう
生活のリズムが赤ちゃん中心となります。朝食後にトイレにいき、便器に座るという排便習慣を付けましょう。
●便意をがまんしないようにしましょう
赤ちゃんのお世話と家事に追われ、ついつい排便を我慢してしまいがちです。我慢することで便秘は悪化してしまいますから我慢しないように心がけましょう。
●会陰の縫合が開くことはほとどありません
会陰切開や会陰裂傷などの縫合は医師がきちんと縫っていますのでまず開くことはありません。ただし、縫合部に痛みがつよい時には医師や助産師に報告しましょう。
●便秘のつぼやマッサージも効果的です
・合谷(こうこく):手の甲の人さび指と親指の骨の間を交わる方向に親指で押していって、骨にあたる直前のくぼみが合谷というつぼで、ここを反対の親指でしびれるような痛みがあるまで押します。
・神門(しんもん)・太淵(たいえん)):小指側の、手首の骨の下のくぼみが神門。親指側の、手首の骨の下のくぼみが太淵。親指の指先を立て、強く押し込むように何回ももむ。押すと小指が内側に曲がる、小指がしびれてきます。

はぴなすおススメ~ヨーグルト+きな粉+オリゴ糖+キウイ

ヨーグルトには乳酸菌が含まれていて、腸内環境を整える効果があることは知られています。
乳酸菌のはたらきを助けるために、
きな粉は大豆から作られ、食物繊維が豊富に含まれています。きな粉の食物繊維である不溶性食物繊維には腸内の水分を吸収し、便の量を増やし、便をやわらかくし、便が腸内を動くスピードをスムーズにするなど働きがあり、便秘解消効果が得られます。
また、きなこには、便に水分を与えて排出しやすくしてくれるマグネシウムが多く含まれていますし、カルシウム・カリウム・リン・鉄などのミネラルも多く含まれています。
オリゴ糖は、善玉菌のエサとなって腸内環境を整える効果があり、整腸作用食品として特定保健用食品としても認められています。
キウイは、高栄養密度フルーツとよばれ、ビタミンCや食物繊維、カリウムといった栄養分を1種類のフルーツで摂れるというものです。カロリーを抑えながら美肌にも効果があります。
さらに、キウイやを継続して摂取すると免疫力が改善されるという報告があります。
無農薬のキウイが手に入れば皮ごと食べてみてください。
皮の部分には果肉の3倍のポリフェノールが含まれており、抗酸化作用によってガンや動脈硬化の予防が期待できるとされています。
海外でキウイを食べるときは皮ごと食べるという方もいるようです。周りの産毛を擦り取ったり、産毛のない種類のキウイなどは慣れれば特に違和感なく食べられますので試してみてください。

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