妊娠・出産・赤ちゃん Dear mom~助産師からママへ

助産師からママと赤ちゃんへ分娩直後から産後3日目の活動と休息 | 産後の過ごし方

産後・産褥の基礎知識のメニュー

分娩直後から始まる母体の変化と産後を快適に過ごすためのアドバイス。分娩直後から産後3日目の活動と休息について。
一般的な分娩後の活動と休息、分娩後の早期歩行、産後2~3日目の休息と活動、過ごし方について。

スポンサーリンク

分娩直後から産後3日目の活動と休息

分娩後の活動と休息は、妊娠経過や分娩経過、産後の経過などによって異なります。正常経過の一般的な産後2~3日目の休息と活動、過ごし方について。

分娩後の活動と休息

産後の全身状態の回復促進と子宮復古にはできるだけ早期離床と適度な活動が望ましいといえます。しかし、妊娠・分娩経過に異常があったり、分娩時間が長かった場合には、まずは体力を回復するために安静と休息が優先され、活動の拡大を徐々に行うことが回復を促進させることもあります。
産後の活動の拡大は、妊娠・分娩経過により異なりますので医師や助産師などの指示にしたがいましょう。

分娩後はなるべく早期に歩行を開始しましょう

分娩後2時間以上を経過し、異常が認められない場合は、なるべく早期に起立、歩行の開始がすすめられ、悪露の排泄と子宮復古の促進がはかられます。
分娩後の初めての歩行はトイレまでで、歩行開始前に子宮収縮状態と悪露、全身の観察が行われ異常がない場合に開始されます。
まず、ベッドで座ってみて、ベッドサイドに起立し、めまいや気分不良がないことを確認してうえで看護師が傍に付き添ってくれます。
初回の排尿で腹腔内圧の急激な低下や便座からの起立によって血圧低下することに伴い、めまいや気分不快となる場合があるのでトイレ内のナースコールの位置を確認しておきましょう。

産後0~2日ころまではまずは身体回復のために休息が重要です

病院によって授乳方法は異なりますが分娩後から始まった授乳は、赤ちゃんが泣いて欲しがったら授乳するという自律授乳が開始されます。
分娩後24時間後に経過が順調で異常がなければシャワーの許可がでます。
分娩当日から産後2日ころまでは、分娩による疲労や疼痛、分娩後から始まる授乳や赤ちゃんのお世話などによって疲労しやすく、身体の回復のための休息がとても大切です。
この時期の活動は、授乳、育児、排泄、清潔などが中心で産褥体操など回復を促進する運動は、ごく軽いものから開始し徐々に拡大するようにしましょう。
赤ちゃんとの生活は始まったばかりですからまずは体力を回復しましょう。疲労や気分不良を感じたときには、看護師や助産師に相談し、休息や睡眠をとるよういしましょう。

産後3日目を過ぎると疲労もだいぶとれ、体力も回復してきます

産褥3~4日目頃になると分娩による疲労や会陰切開などの痛みも軽減し、活動がさらに拡大してきます。
授乳や赤ちゃんのお世話にもすこしずつ慣れてきます。
母児同室の場合は、昼夜を問わずに赤ちゃんが泣いておっぱいを欲しがったり、退院に向けての指導などスケジュールで休息する時間がとりづらくなります。時間があればできるだけ横になるよう心がけましょう。
産褥体操は、下腹部の筋肉を引きしめる運動や骨盤を傾ける運動など本格的な運動となります。

スポンサーリンク