妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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体温の変化

ヒトは熱の産生と放散によって体温を一定に保つ機能をもっています。
体温調節は神経系と内分泌系を介して行われます。

産褥期の体温

分娩直後は、分娩による筋肉労作、体温の低下、水分不足、疲労や興奮、胎盤剥離面や産道損傷部からの分泌物の分解と吸収による吸収熱によって軽度の体温上昇をみることがあります。
分娩後、水分補給や安静、睡眠により分娩後24時間以内には平熱に戻ります。
通常は産褥期においては0.2~0.3℃の上昇をみる程度で、体温が37.5℃以上の場合は感染の兆候として注意が必要です。
産褥3~5日にはおっぱいが張ってきて(乳房緊満)により微熱が出ることがあります。

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