妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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皮膚系の変化

妊娠中は、エストロゲンやプロゲステロンなどの作用によりメラニン色素が増え、色素沈着が起こり、新陳代謝が亢進し発汗が増え、増大する子宮や脂肪の蓄積により妊娠線ができたりと皮膚の変化が起こり、産褥期において皮膚は大きく変化します。

産褥期の皮膚系

分娩直後は皮膚機能が活性化し、汗腺の機能亢進により発汗が増えますが、数日中には平常な状態に戻ります。
妊娠中、増大した子宮や乳房にできた赤紫色だった妊娠線は、徐々に色が薄くなり数ヶ月後には白色となり旧妊娠線として残ります。
妊娠中、乳輪部や外陰部、腹部の正中線、脇の下などの色素沈着は分娩後メラニン細胞を刺激するホルモンが急激に減少するため、産後数ヶ月かけて徐々に消失します。
手掌紅斑やくも状血管腫、妊娠性雀斑、シミなども徐々に消失し、妊娠性皮膚掻痒症やPUPPPも産褥早期に回復します。

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