妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
スポンサーリンク

ベビーサインの効果

リンダ・アクレドロ教授とスーザン・グッドウィン教授は、ベビーサインに関する研究をおこない、ベビーサインには様々な効果があることがわかって来ました。
ベビーサインの効果は以下のようなものがあります。

赤ちゃんとママのフラストレーションが軽減します

個人差がありますが、赤ちゃんが言葉を話し出すのは早くて1歳半頃からです。
しかし、赤ちゃんはこれよりずっと前に言葉のもつ意味を知り、両親とコミュニケーションをとろうとします。
しかし、言葉を話すための喉や舌の筋肉が発達していません。
言葉を発するために必要な喉や舌の発達は思ったより複雑なため、1歳半から2歳頃まではしゃべりたくてもしゃべれません。
そのため赤ちゃんは自分の思いが伝わらず泣いたり、癇癪を起こしたり、ぐずったりすることがあります。
ママも赤ちゃんが何を訴えているのか、なぜ泣いているのか、機嫌が悪いのかその理由がわからず子育てに自信がもてなくなったりします。
赤ちゃんとママがベビーサイン習得することで、赤ちゃんは自分の気持や要求を伝えることができ、ママも赤ちゃんが伝えようとしていることや何をしてほしいのかが理解できます。

親子の絆が深まります

ベビーサインを使うことで意思の疎通ができるだけではありません。
ベビーサインというコミュニケーションを成立させるためには、ママが赤ちゃんを見つめ、赤ちゃんが何を訴えようとしているか気持を理解しようとしなければなりませんし、ママは赤ちゃんを見つめ、アイコンタクトをとり、語りかけなくてはなりません。
このことで赤ちゃんはママがいつも見守ってくれているという安心感を常に感じ、ママへの信頼が強くなります。

赤ちゃんの話し言葉の手助けとなります

「ベビーサインを使うのに慣れたら、話し言葉の発達が遅れてしまうのではないか」と心配する方がいます。
しかし、そのような心配はなく、逆にリンダ・アクレドロ教授とスーザン・グッドウィン教授が行った調査によると、ベビーサインを使った赤ちゃんは使わなかった赤ちゃんと比べると、言語に対する理解力もあって、語彙も豊富だという結果が出ています。
これは、ベビーサインを教える時に、必ず語りかけ、発音の仕方や文のつくり方などのお手てを添えます。
サインを教えた分だけ赤ちゃんはママの言葉に慣れ親み、話し言葉の知識を増やすこととなります。
ベビーサインが使えるようになると言葉とはが蓄積され、さらにコミニュケーションの楽しさを知っていくので、話し言葉の時期になると使える語彙量がベビーサインを知らない赤ちゃんよりも多いということになります。

赤ちゃんの社会性が身につきます

人が言葉を話すという行為は相手に自分の考えや思いを理解してもらうことを目的としています。
すなわち、言葉を話すということは人とのかかわりを基本としています。
赤ちゃんがベビーサインを使ってコミュニケーションをとるとことで、赤ちゃんはママと心が通じあった喜びを知り、その喜びをさらに得るために自ら会話を提供するという他者への働きかけを行うようになります。
ママとの信頼関係は対人関係の基本築くことになります。

赤ちゃんの健康状態や危険回避に役立ちます

赤ちゃんとママがベビーサインを習得すると、痛みや不快感を具体的にサインを使って伝えてくれ、ママも泣いている理由がわかり対処することができます。
また、危険なもの、汚いものなどをサインを使って赤ちゃんに教えることで赤ちゃん自身が危険を回避することができるようになります。

子育てがさらに楽しいものになります

ベビーサインを使うことで、我が子が思っていること感じていることを言葉が使えるようになる前から知ることができるってとても素敵なことです。

赤ちゃんにとって楽しい毎日になります

赤ちゃんは自分が発見したことをベビーサインを使ってママに伝え、ママがとても喜んでくれることで、さらに新しい発見をするために好奇心が旺盛となり、新しい世界も広がり、毎日が楽しいものになります。

スポンサーリンク