妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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修正月齢とは何ですか?

出生数は減少傾向にあるのに対して2500g未満の低出生体重児の割合は増加しています。
全体の出生数に占める低出生体重児の割合は、平成25年において9.6%、早産児は全出生数のうちに占める割合は平成25年5.8%と報告されています。
早産児の多くは出生後、NICUなどに入院し、ママの不安は大きいものです。
数字的に見えることができる体重は赤ちゃんの成長を知ることができるものですが、個人差もありますがなかなか体重が増えない赤ちゃんもいます。
特に在胎数周が短い赤ちゃんほど体重の増加に時間がかかることがあります。
早産児の成長・発達をみる場合、修正月齢が用いられます。

修正月齢とは

早産で生まれた赤ちゃんは正期産で生まれた赤ちゃんとは成長・発達が異なります。
そのため、早産で生まれた赤ちゃんの成長や発達をみる場合に分娩予定日を基準に考えます。
これを「修正月齢」といいます。
分娩予定日だった日を仮の出生日とし、そこから数えた日数を「修正月齢」といいます。
例えば、32週(8か月)で生まれた赤ちゃんの場合、
実際には出生後12週目では分娩予定日までの8週を引いた週数が修正月齢となり、修正月齢は4週(1か月)となります。
生後5か月目では修正月齢は3か月となります。
修正月齢で成長・発達を判断する期間ははっきりとした基準はありませんが、3歳頃まで用いられることが多いようです。

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