NICUとはどのようなところですか?
NICUとはNeonatal Intensive Care Unitの略で日本語では新生児特定集中治療室(新生児集中治療室)といいます。
Neonatal:新生児
Intensive:集中的な
Care Unit:治療室
NICUとは早産児や低出生体重児、または何らかの疾患のある全ての新生児を集中的に管理・治療する施設をいいます。
NICUの病床数は、平成20年に265施設で2310床、また、母体・胎児集中治療室(MFICU)は平成20年に77施設、512床となっています。
NICUの基準
NICU(新生児特定集中治療室)は、新生児専任医師が24時間に常駐し、新生児3人に対して看護師が1人以上配置されている施設のことで低体重児や早産児、先天性障害のある新生児を集中的に治療する病床です。
NICUには、新生児用呼吸循環装置や新生児用人工換気装置、超音波診断装置、保育器などの他新生児集中治療に必要な高度で専門的な新生児医療を必要とする新生児のための医療設備を整えた集中治療部門です。
NICUに入院する赤ちゃん
NICUには早産児・低出生体重児だけでなくあらゆる病的新生児が入院します。
入院する例としては以下のような赤ちゃんがあげられます。
- 在胎34週以下の早産児
- 出生体重1800g未満の低出生体重児
- 呼吸障害がある新生児
- 新生児仮死
- 先天性心疾患が疑われる児
- 重度または多発性の奇形のある児
- 外科的手術が必要な児
- 心不全症状がある児
- 感染症が疑われる児。
- 痙攣の認められる児
- 外科的手術が必要な児
- 嘔吐や哺乳不良がある新生児
- 元気がない新生児
- 交換輸血を要する児
- 一日の生活のリズムをつけるためにもできるだけ同じ時間に行いましょう。
- 授乳時間を考えて、満腹時や空腹時は避けましょう。
- ママ一人で大変な時にはパパの帰りを待ってから行うのも良いでしょう。
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