搾乳して届けてるのですが衛生的か心配です
母乳は赤ちゃんにとって優れた栄養で消化器が未熟な状態で生まれた早産児にはその重要性は大きいといえます。
早産児に母乳を飲ませることで新生児壊死性腸炎、慢性肺疾患,後天性敗血症などの予防することが期待されます。
搾乳のポイント
母乳を搾る搾乳の方法には手で搾る方法と搾乳器を使って搾る方法があり、搾乳器には手動と電動があります。
手で搾るポイント
- 爪は短く切っておきましょう。
- 石けんを使ってしっかりと手を洗う
- 楽な姿勢でリラックス。赤ちゃんのことを思ったりすると射乳反射が起こりやすくなります。
- 乳輪部にある乳管を親指と人差し指で圧迫します。
- 乳輪部のあらゆる部分に指があたるよう心がけましょう。
- 乳輪部に爪をたてたり、引っ張ったり、力いりすぎたりしなよう注意しましょう。
- 乳房を受ける哺乳瓶などはきちんと消毒しておきましょう。
- 左右同じように搾りましょう。
- 乳頭や乳輪部に傷があったり痛みが強い場合はお休みして看護師や助産師に相談しましょう。
- 搾乳の時間は長くても20分以内にしましょう。
- 搾乳の間隔は3~4時間くらいに行いましょう。
- 赤ちゃんの1回の哺乳量ごとに保存しましょう。
- 1回目と2回目の搾母乳は混ぜない。
- パックには氏名、搾乳した日時をパックに記入しておきましょう。
- 母乳パック1個1個をラップで包んだり、ポリ袋に入れて冷凍しましょう。
搾乳器で搾るポイント
- 爪は短く切っておきましょう。
- 搾乳器のそれぞれのパーツは洗剤で洗い、消毒、乾燥し、衛生的に保管しましょう。
- 搾乳前に必要物品を準備し、きちんとセッティングしましょう。
- 石けんを使ってしっかりと手を洗う
- 楽な姿勢で力まず、リラックスしましょう。
- 取り扱い説明書とおりに使用しましょう。
- きちんと乳房に当て、吸引圧を入れすぎないようにしましょう。
- 痛みがある場合は中止しましょう。
- 左右同じように搾りましょう。
- 使い方に慣れるまでには少し時間がかかります。
- 搾乳の時間は長くても20分以内にしましょう。
- 搾乳の間隔は3~4時間くらいに行いましょう。
- 赤ちゃんの1回の哺乳量ごとに保存しましょう。
- 1回目と2回目の搾母乳は混ぜない。
- 搾乳した日時をパックに記入しておきましょう。
- 母乳パック1個1個をラップで包んだり、ポリ袋に入れて冷凍しましょう。
搾母乳の保存と運搬
搾乳した母乳を保存する方法には、冷蔵庫で保存する方法と搾乳後すぐに冷凍する方法があります。
搾乳した母乳を冷凍しても成分の変化はなく、清潔に搾られた母乳では細菌数の増加もみられません。
毎日、届けられなくてもきちんと密閉して冷凍しておけば問題はありません。
赤ちゃんに届ける時は、保冷バックに保冷剤を入れて溶けないよう注意しましょう。暑い夏などは母乳パックの間にも保冷剤を挟むようにすると良いでしょう。
運ぶ時にはできるだけ衝撃を避け、パックの破損させないよう注意しましょう。
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