妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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赤ちゃんにふれても大丈夫?

保育器の中、たくさんのチューブやコードが体に付けられた赤ちゃんを見えるのが辛い。
血液が透けて見えているような赤く、ゼリーのようで壊れてしまうような赤ちゃんにふれるのがこわい。
保育器の中は無菌状態なのでは?そんな中に手を入れて、赤ちゃんにさわっても大丈夫?
初めてNICUに赤ちゃんに面会に行くとたくさんの器機、規則正しく聞こえる音、突然に鳴り出す電子音、慌ただしい人の動きなど窓越しに見える風景に足がすくんでしまったママやパパも多いようです。
看護師さんにNICUに入るための説明を受け、手洗いをし、ガウンを着て、たくさん並んだ保育器や器機やコード類に注意しながら我が子の元へ。
初めて見る我が子は思っていた以上に小さく、触れると壊れてしまいそうで看護師さんに保育器の丸い窓から入れる手が震えてしまいました。
早産や低出生体重児、なにかの理由でNICUに入った赤ちゃんのママさんからこのような話しを聞きます。

保育器の中は

保育器は、赤ちゃんにとって安全で安定した状態に保つために必要な器機の1つで、体温調節 感染予防 酸素の供給 全身状態の観察など目的があります。
保育器の中は無菌状態ではありませんが消毒液で拭き上げ、消毒し、感染を防いでいますし、スタッフも手洗いや消毒を行い赤ちゃんへの感染を防いでいます。
早産児・低出生体重児は感染しやすいのですが、しっかりと感染防止対策を講じることで赤ちゃんを感染から守っています。

NICUの入室手順を守って

NICUには小さい赤ちゃんでなく様々病気の赤ちゃんもいますから入室手順を守りましょう。
手洗いや消毒だけでなく、ママの体調が悪いとき、家族に風邪症状がある場合などは面会を控えましょう。

赤ちゃんへのタッチケア

胎児の五感の中で一番早く発達するのが触覚で、赤ちゃんにふれることで発達の促進、免疫機能の向上、ストレスの軽減などの効果が得られると考えられています。
さらに聴覚も妊娠6か月を過ぎると発達しママの声が聞こえています。
ママの手の温もりを感じ、おなかの中で聞いていた優しい声を聞くことで赤ちゃんんはとても安心できます。
多くのNICUではママと赤ちゃんのために"タッチケア"を導入しています。
パパも可能な限り赤ちゃんにお話しながらたくさんふれてあげて下さい。
状態が良くなれば抱っこもできるようにないます。

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