妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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低出生体重児と未熟児の違いは?

一般的に赤ちゃんが小さく生まれると未熟児とよばれます。
以前は、体重が軽く生まれた赤ちゃんを未熟児とよんでいました。これは、世界保健機関(WHO)は出生体重が2500g 未満を未熟児とよんでいました。
しかし、小さく生まれた赤ちゃんは分類の違いにより未熟児・低出生体重児・早産児なとよばれます。

未熟児とは

未熟児の定義は、母子保健法で以下のように定義されています。
未熟児とは、身体の発育が未熟のまま出生した乳幼児であって、正常児が出生時に有する諸機能を得るに至るまでのものをいう」とされています。
かならずしも出生時の体重や在胎週数は関係しません。

低出生体重児とは

低出生体重児は、新生児の体重による分類で使用される名称です。
生まれたときの体重が2500g未満を低出生体重児といい、さらに1500g未満を極低出生体重児、1000g未満を超低出生体重児といいます。
赤ちゃんの在胎期間や発達などは関係しません。

早産児とは

早産児は、新生児の在胎期間による分類で使用される名称です。
新生児は在胎週数により早産児、正期産児、過期産児に分類されます。
早産児とは、在胎22週0日から在胎36週6日までに出生した新生児のことをいい、このうち在胎27週6日までに出生した児を超早産児といいます。
正期産児とは、在胎37週0日から在胎42週0日未満に出生した新生児のことをいい、過期産児とは在胎42週0日以上で生まれた新生児をいいます。

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