妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠中の体重管理

妊娠中のは、おなかのなかで日々赤ちゃんが育っていますし、母体も妊娠・出産・育児に向けて変化しますから、当然体重は増えます。
とは言っても不摂生で体重が増えすぎると、さまざまな合併症を発症したり、難産などのトラブルが起こったりします。
そのため、毎回の妊婦健診で体重測定が行われ、医師や助産師から厳しく体重管理が指導されます。
よりよいマタニティライフを過ごし、母子ともに無事に出産が終了するために、きちんと体重管理を行いましょう。

妊娠中に体重が増えやすい理由

  1. 妊娠中は、非妊時よりも血糖値が下がるようになっているため、この血糖値の低下が、皮下脂肪がつきやすい状態にあります。
  2. 胎児の栄養源は糖質で、胎盤から分泌されるホルモンにより、母体の糖質を胎児へ優先的に供給されるようになっています。その結果、母体の主なエネルギー源は脂肪となるため、胎盤から分泌されるホルモンの働きで、皮下脂肪を蓄えるように働きがあります。
  3. 普妊娠中の循環血液量は40~50%も増加し、体水分量は妊娠前の20~30%増加します。
  4. 出産後の授乳に備えて、妊娠中から乳腺が発達し、乳房が大きくなります。
  5. つわりなどの影響により食べ過ぎてしまう。
  6. 妊娠に伴う不快症状やお腹が大きくなることによって動くことが億劫になり、運動量が減少します。

BMIをもとに妊娠全期間における体重増加の目安

妊娠中は、BMIで体重増加の目安を出して、体重管理を行っていきましょう。
BMI(ボディ・マス・インデックス)は、肥満判定の国際基準です。
自分の体重と身長から、肥満の程度を知ることができます。

BMIをもとに妊娠全期間における体重増加の目安

BMIをもとに妊娠全期間における体重増加の目安を決められます。

  • 低体重(やせ)〈BMI 18.5未満〉…推奨体重増加9~12kg
  • 低体重(やせ)〈BMI 18.5未満〉…推奨体重増加9~12kg
  • 低体重(やせ)〈BMI 18.5未満〉…推奨体重増加9~12kg
  • 肥満〈BMI 25.0以上〉…個別対応
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