妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠中の温泉

妊娠中の胎児に温泉が影響を与えることはないと言われています。
心配なことは、温泉に入ることによる「のぼせ」と洗い場などでの転倒があります。
熱い温度のお湯や、長い時間湯船につかることは避けた方が良いと思います。
具体的に、何度以上はダメ、何分以上はダメということはいえませんので、自分の体調にあわせてということになります。
温泉などに書いてある効用に関しては、医学的に証明されたものではありませんが、妊娠中は肌が敏感になっているため、もともと肌の弱い人など注意が必要です。

妊娠中の温泉利用の見直し

環境省は温泉施設に掲示する注意書きや効能の内容を32年ぶりに見直し、妊娠中は入浴を避けるべきだという規定を削除する方針を決めた。
「よく調べたが、なぜ書かれているか分からなかった」という。同省はほかの見直し内容も含めた新しい掲示基準案を24日公表した。来月7日まで意見を募った上で決定する。

妊娠と温泉

妊娠初期では、つわり、貧血、のぼせ、血圧の変動、皮膚の変化、出血などが起きやすい時期でもあり注意が必要です。
おなかが大きくなった妊娠後期では、体のバランスが取りづらく、足元も見えにくいため転倒の恐れがあります。
また、温泉地や公衆浴場などで感染したという妊婦さんもいます。共同浴場では、座いすやトイレの便座、共有のタオル、脱衣所の衣服置き場などから感染する可能性も考えられます。
温泉など不特定多数の人が出入りする場所の設備では、妊婦にとっての注意点は、温泉の湯そのものではなく、入浴の仕方、利用の方法であるといえます。
※気になる方は、産婦人科医の先生に確認をしてから、入浴するようにしましょう。

妊婦さんが温泉を楽しむため

  • 1人では入らずに、ご主人やご家族と一緒に入りましょう。
  • 安定期に入ってからの方が安心。
  • 熱いお湯は避けましょう。
  • 長い時間の入浴は避けましょう。
  • 滑らないよう階段では手すりを使いましょう。
  • 足下からかけ湯をしてから入りましょう。
  • 清潔な温泉を選びましょう。
  • サウナは避けましょう。
  • 水分をしっかり摂りましょう。
  • 医師から安静の指示がある場合には控えましょう。
  • 寒いときなどは露天風呂は控えた方が良いでしょう。
  • 体調がすぐれないときには控えましょう。
  • 母子手帳、保険証、生理用ナプキンなどを持参しましょう。

妊娠中の温泉利用の注意点

温泉法で妊婦さんの温泉利用がみとめられ、温泉を楽しめるとはいっても妊娠中であることの配慮と注意が必要です。
温泉利用時には以下のようなことに注意しましょう。

  • 入浴時間や回数は体調を見ながら無理をしないように。
  • 入浴施設は衛生的で設備を選びましょう。
  • 入浴前後には水分補給をしっかりとおこないましょう。
  • 肌が敏感になっているため刺激の少ない泉質を選びましょう。
  • 大きくなったお腹で足元が見えにくく、バランスもとりにくいため転倒に注意しましょう。
  • 段差では手すりにつかまるなどして安全に心がけましょう。
  • 万が一のことも考え、病院の連絡先などを控えて出かけると安心です。
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