妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠中の車の運転

妊娠中の車の運転、妊娠中は集中力が落ちるためしっかりとシートベルトを着用して気をつけて運転しましょう。

妊娠中の車の運転

車の運転はいつの時期なら安全ということはませんが、買物や通勤などで車の利用することが必要でその方がずっと楽であれば車を利用する方が良いといえます。
ただし、車を運転するにあたって事故が発生れば、母体だけではなく胎児にも影響と与えることを忘れてはいけません。
ただし、体が疲れやすいので体調がよくないときや体力に自信がないときには、無理をしない方が安全です。
また、長時間の運転は避け、休憩を十分とりながら運転しましょう。
車を運転するときには、時間に余裕をもって、安全運転に心がけましょう。

妊婦さんのシートベルト着用

「妊婦はシートベルトをしなくていい」と思ってらっしゃる方も少なくないと思います。
この誤解が生じた理由として、
道路交通法施行令第26条第3の2項の【座席ベルトの装着義務の免除】
「負傷、疾病もしくは傷害のためまたは妊娠中であることにより座席ベルトを装着することが療養上または健康保持上適当でない者が自動車を運転するとき」
というものがあります。
この誤解に対して、日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会の2団体が合同で、「妊婦はシートベルトをしなくていい」という誤解が改められるよう、「妊婦にもシートベルト着用を推奨」という見解を発表しました。
これに対して、2008年11月「交通の方法に関する教則」の一部が改正され、妊娠中の女性もシートベルトを着用するよう求める事になりました。
アメリカの交通事故統計データでは「クルマ乗車中に交通事故死した妊婦の77%がシートベルト非着用」「クルマ乗車中の交通事故で胎児が死亡するリスクは、シートベルト非着用だと着用の4.1倍」などの事実が報告されています。
シートベルトを正しく着用することで事故の際の子宮に加わる衝撃は3分の1から4分の1に低減できる(アメリカでの調査)
シートベルト非着用の妊婦の胎児死亡率は、正しく着用している妊婦さんの4倍。
未熟児出生率は2倍(同)
3点式シートベルトは『正しく』装着すれば衝突時にもお腹を圧迫することはありません。
ポイントは次の4つあります。

  1. 肩ベルトと腰ベルトを両方着用する。
  2. 斜めベルトは胸の間を通す。
  3. 腰ベルトはおなかの膨らみの下を通す。
  4. いずれのベルトも妊娠子宮を横断しない。

また、お腹を圧迫しないよう工夫されたマタニティシートベルトというものがありますから活用なさってください。

妊娠中の自転車

主婦にとって自転車はとても便利なものですが、妊婦さんの自転車の利用については、避けた方が良いとされています。
路面の振動を直接感じため、お腹の張りを誘発する可能性もありますし、体型の変化でバランスを崩しやすいことから転倒する危険性が高いといえます。
さらに、身体を保護する部分がないので、ダイレクトに体にダメージを与えます。
とくに、交通量の多い道路や狭い道路の走行は控えましょう。

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