妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠中の飛行機の利用

妊娠経過が順調であれば、飛行機の利用は問題はありません。
航空会社や旅行代理店に事前に妊婦であることを伝えておきましょう。
それぞれの航空会社によって対応がことなりますから確認してください。

妊娠中の航空機の搭乗

航空機の搭乗に際しては、出産予定日から28日以内の妊婦は、旅行開始日より7日以内に作成された医師の診断書を要することになっています。
ただし、国際線においては出産予定日から14日以内、国内線においては出産予定日7日以内の搭乗の場合は産科医の同伴が条件となります。
しかし、搭乗可能な妊娠時期においても、出血、腹痛がある場合、つわりが著しい場合、切迫流産、子宮外妊娠、習慣流産、前置胎盤、頚管無力症、妊娠中毒症などの診断を受けている場合、またヘモグロビン値が8.5g/dl以下の貧血の場合、繰り返す血栓性静脈炎の既往がある場合は、旅行を見合わせるように指導するようになっています。

全日空

<出産予定日の28日前から15日前までに搭乗>
診断書、同意書の提出が必要です。
<出産予定日より14日以内に搭乗>
診断書、同意書の提出と、医師の同伴が必要です。
全日空では、妊婦さんに、ANAオリジナル「マタニティマークタグ」を配布しています。
詳しくは、ANAファミリーらくのりサービスをご覧ください。

JAL

<出産予定日28日~8日前までに搭乗>
診断書・同意書の提出が必要です。
<出産予定日7日以内に搭乗>
診断書・同意書の提出と医師の同伴が必要です。
※診断書はご搭乗日の7日以内に作成されたものをご用意ください。   
※同意書は出発空港でご記入ください。
詳しくは、ママおでかけサポート(JALスマイルサポート)をご覧ください。
JALでは、「ママ・ベビーおでかけサポートガイド」が用意してあります。
しています
航空会社の規定上、出産予定日の29日以上前の妊婦さんであれば、飛行機に乗ること自体は何も制約がありません。しかし、出産まで28日を切ると、診断書や同意書の提出と言った手続きが必要になります。
各航空会社は妊婦さん向けのサービスや対応が異なりますから確認してください。

スカイマーク

<出産予定日の28日前から8日前までの方>
診断書(搭乗予定便出発前7日以内の発行のものが必要です。復路がある場合は復路出発予定日より7日以内に発行のもの、および同意書を提出してください。 診断書が不備な場合は、当該妊婦の主治医に連絡し、医師より航空機旅行を行っても差しつかえないとの承認を得ることが必要となります。
<出産予定日より7日以内の方>
診断書および同意書の提出、   医師または助産婦の同行が必要となります。ただし助産婦単独の場合は、医師の診断書に当該旅客の同行者として助産婦でも良い旨の記載があることが必要です。

手荷物検査

手荷物検査の際は、X線が使用されますが、人が通るゲートは高周波が使われていて、これは神経痛などの治療にも使われているものなので、悪影響を与えることはまずないと考えて良いでしょう。

ある航空会社の妊婦さんへのお願い

妊娠中のお客様は、出産予定日を記載した診断書等をお持ちいただくようおすすめします。また妊娠28週目(例:27週+6日間)以降の場合は、出発日まで10日以内の日付で以下の内容を記載した医師の診断書(英文)が必要となります。

  1. 単胎妊娠、多胎妊娠のどちらか
  2. 出産予定日
  3. お客様の健康状態が良好であり、妊娠経過が順調で合併症などがないこと
  4. 医師が知る限りにおいて、お客様がご旅行を中止すべき理由がないこと
  5. 旅行に適した健康状態であること

お客様の安全を守るため、医師の診断書(英文)を持参されない場合はご搭乗をお断りすることがあります。
妊娠中のお客様がご搭乗いただける期間は、単胎妊娠の場合は36週(例:35週+6日間)まで、多胎妊娠の場合は32週(例:31週+6日間)までとなります。
上記に定める期間内にご旅行を終えられるようにしてください。
合併症妊娠のお客様のご搭乗は、当社医療チームの事前承認が必要となります。ご本人およびかかりつけの医師の方に当社指定のMEDAフォームをご記入いただき、必ず出発の3営業日前までに提出してください。
海外旅行中に妊娠に関連した問題がおこった場合、ご加入の健康保険や旅行保険の補償対象になるか予めご確認ください。また渡航先での滞在中に問題がおこった場合、渡航先の医療機関で適切な処置が受けられるか予めご確認ください。妊娠中は遠隔地へのご旅行は避けられたほうが良いでしょう。
妊娠中で薬を服用しているお客様は、ご旅行へは十分な量の薬をお持ちください。マラリア予防薬やワクチンの一部など、妊娠中に接種・服用できない薬もありますので、ご注意ください。渡航先でそれらの予防接種を必要とする場合は、妊娠期間を終えられるまでご旅行を延期されることをおすすめします。
国によっては、自国の国籍を持たない妊娠中の女性の入国を制限していることがあります。当該国の条件を、関係機関でご確認ください

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