妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠中どのような検査が行われるの?

妊婦健康診査において、特に問題がなければ妊娠初期と妊娠後期に検査が行われます。

妊娠初期に行われる血液検査

妊娠初期には、一般血液検査(赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリット・白血球・血小板)、血液型、貧血の有無、風疹の抗体価、肝炎、HIV感染症(エイズ)などを調べます。
※なかには、本人の希望で行う検査があります。

妊娠初期に行われる感染症に関する検査

妊婦健康診査の妊娠初期に行われる感染症の検査には、梅毒、B型肝炎、HCV抗体、HIV抗体、HTLV-1抗体、風疹、トキソプラズマ、クラミジアなどを調べる検査が行われます。

妊娠初期に行われるその他の検査

妊娠初期には、その他に50g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)、75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)、不規則抗体、間接Coombs(クームス)試験など必要時に行われます。

妊娠中期に行われる血液検査

貧血や血糖など異常がある場合は、経過を知るために何度か検査が行われます。

妊娠後期に行われる血液検査

GBS検査

GBSは、B群溶血性レンサ球菌という細菌のことで、腟分娩で母体から赤ちゃんに産道感染すると、稀ですが新生児GBS感染症という重大な病気を起こすがあります。

50g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)

食事時間に関係なくブドウ糖50gを飲み、1時間後に血糖値を測る検査。140㎎/dl以上は、75gOGTTの検査を行います。

間接Coombs(クームス)試験

間接クームス試験は血清中に自己抗体が存在することを検査します。
間接クームス試験が陽性の場合は、血清中に赤血球に対する自己抗体または不規則抗体が存在していることがわかります。

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