妊婦健康診査とは？

妊婦の健康診査は母子保健法第13条により規定され、医師または助産師によって行われます。
妊婦健康診査（妊婦健診）は、妊婦および胎児の健康状態を把握し、母体の健康維持増進や胎児の成長を促し、異常の早期発見、健康状態に応じた医療を提供するとともに医療管理を行います。

妊婦健康診査の目的

妊婦健康診査は、妊婦さんの健康管理とお腹の赤ちゃんの成長をチェックするために行われます。
妊娠すると無事に出産が終わり、元気な赤ちゃんを抱きしめることができる。
誰しもがそう願っていると思います。
確かに、妊娠は病気ではありませんが、常にトラブルや異常と背中合わせにあるといえます。
トラブルや異常の徴候を発見することで、重大な問題となることを防ぐことができます。
そのために、定期的に健診を行う必要があります。
定期的な妊婦健康診査を受けることで、問題が起こらないために指導を受け、リスク因子があっても発症することなく無事に妊娠経過を過ごし、元気な赤ちゃんを出産することもできます。
母子ともに元気な出産を迎えるために、妊婦健康診査をきちんと受けることが大切です。

妊婦健康診査のスケジュール

妊婦健康診査は定期的に受けるよう決まっています。

妊娠7か月（妊娠27週）までは4週に1回
妊娠8か月（妊娠28週）から妊娠9ヶ月（妊娠35週）までの間は2週間に1回
妊娠10か月（妊娠36週）からは毎週