内診をリラックスして受けるには?
産婦人科=内診
そういうイメージがありませんか。
内診があるから産婦人科って行きたくない。そう思う方も多いと思います。
恥ずかしいし、不安や緊張はあるかと思います。
しかし、内診は膣や子宮を調べる大切な診察の一つです。
内診とは
内診はドクターが膣に指や器械などを挿入し、膣や子宮の状態を診察することを言います。
一般的には内診台という特殊な診察台に乗って診察を受けます。
内診台の種類
- 椅子のようなものに足を乗せる台がついていて、電動式で椅子そのものが上がるタイプのもの。
- はじめは足を閉じた状態で座り、台上がるのと同時に太ももが開くようになるタイプのもの。
- 内診直前まで後ろ向きに座った状態でいられ、内診時に椅子が回転するタイプのものがあります。
内診の受け方
内診の受け方のポイントを紹介します。
問診や診察後に内診が行なわれます
内診室に入り、下着をとり、内診台へ上がります。
内診台と診察のドクターとの間はカーテンで仕切られている病院が多いと思いますのでカーテンのほうを向いて内診台に上がります。
内診台にはいろいろな機種があり、乗り方もさまざまですので看護婦さんや助産婦さんの誘導にしたがってください。
内診台へあがると診察がはじまります
膣鏡や指を入れるときに多少の違和感はありますが痛みはありません。
緊張したり、力が入ったりすると痛みを感じる場合がありますので深呼吸して、リラックスしましょう。
鼻から吸って、口からゆっくり息を吐くような腹式深呼吸を行なうと、力も抜けてリラックスできます。
内診をうけるときのアドバイス
- 内診台へ上がるときにはあわてる必要はありません。
- 内診があるときの服装は着脱のしやすさからスカートが良いといわれるのですが、スカートを脱がずにたくし上げて内診を受けるとき洗浄液や消毒液などで汚れてしまうことがありますので、スカートのときは腰の上までしっかりあげてから内診台へ上がってください。
- 内診の時には尿をためておく方が良いときもあります、内診前にトイレに行くときは確認してください。
- おりものやかゆみなどがあるときは診察の前に話しておきましょう。
- 痛みが強い時は我慢せずに痛いと伝えましょう。
- 内診のあと出血が少量あることがありますからパットを持参しましょう。
- 子宮癌の検査は綿棒で子宮頸部の表面をこすって細胞をとり調べる簡単な検査です。
- 時間もかからず、痛みもありませんから一年に一度は検査を受けましょう。
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