初診時の問診内容は?
初めて病院に罹ったときはどんな病気であっても患者さんのことを知るために問診や予診ということがなされます。
医療関係者が直接尋ねたり、基本的な質問事項が書いてある問診票が用意されている病院などさまざまです。
産科の場合も同じように患者さんのことを知るために問診や予診があります。
でも、産科ってプライバシーに関することまで聞かれるんじゃないかと心配なさっている方もいらっしゃると思います。
確かに性に関することを詳しく質問されるのですがドクターをはじめ医療関係者は患者さんのプライバシーを守る義務がありますから隠さずに正しく答えてください。
産科の場合も診察の前に看護婦や助産婦が直接お話を聞く予診という方法をとっているところと、受付を済ませるとすぐに問診票が渡され記入する方法とっているところがあります。
お尋ねする方法や内容はそれぞれの病院で違いがあると思いますが、参考のために一般的なことをお話します。
初診時の問診・一般的の内容
- 住所・氏名:本人以外にご主人の氏名を聞かれるところもあります。
- 電話番号:緊急連絡先として会社や携帯を聞かれるところもあります。
- 家族構成:職業(ご主人の職業も聞かれることもあります。)
- 妊娠前の身長と体重:妊娠期間中の体重管理の出発点になります。
- 受診の理由:”妊娠の可能性がある”や”月経が遅れている”などでです。
- 現在の症状:あたな自身の体に起こっている状態を書きます。
- 月経に関すること:最終月経・月経周期・月経継続日数・月経の量・月経随伴症状
- 妊娠・出産歴:妊娠・出産の回数や経過など。流産や人工妊娠中絶など。
- 今までに罹った病気や現在罹って治療している病気の有無。
- 食べ物や薬などのアレルギーの有無。
- 家族歴:両親や兄弟に高血圧や糖尿病、心疾患、腎疾患、がんなどに罹った方の有無。
- その他:妊娠から出産までに関してのご夫婦のお考えや希望など。
ワンポイントアドバイス
以上のようなことが尋ねられると思いますから受診の前に整理してメモしておくといいと思います。
過去の中絶などご主人が知らないこと、伝えたくないことがあればその旨を伝えておきましょう。
スポンサーリンク