妊娠するとなぜ基礎体温が変化するの？

妊娠を疑う身体の変化として、基礎体温の変化があります。
妊娠するとなぜ基礎体温が変化するの？

基礎体温の高温相の継続

基礎体温は朝、布団の中で安静にしているときに、口の中で婦人用体温計（基礎体温計）で計る体温のことです。
基礎体温は、月経周期、ホルモン周期で変化します。
基礎体温は、健康な女性の場合には低温相と高温相に分かれます。
月経の初日から排卵までは体温が低い「低温相」を示し、排卵が起こると、黄体ホルモンの影響で体温が上昇し「高温相」になります。
低温相の期間は個人差がありますが、高温相は月経周期が違っても12～16日であり、18日以上持続することはまれです。
一般的に高温相が3週間以上継続した場合、妊娠していると考えられます。
妊娠を希望する場合には基礎体温をつけることで、排卵や妊娠を知ることができます。
また、基礎体温は妊娠だけではなく、女性のホルモンバランスを知るために役立つものですからつけることをお勧めします。