妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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腎・泌尿器疾患と妊娠

妊娠と関係の深い代表的な腎・泌尿器系疾患には以下のようなものがあります。

妊娠と関係の深い腎疾患の種類

妊娠と関係の深い腎疾患としては、慢性糸球体腎炎、腎盂腎炎、ネフローゼ症候群、ループス腎炎、急性糸球体腎炎、多発性嚢胞腎、急性腎不全などがあります。

腎・泌尿器疾患と妊娠・分娩との関係

妊娠中は腎尿路系の圧迫や膀胱尿管逆流が増大することから非妊時に比べて尿路感染症を発症しやすいといえます。また、生理的な腎盂の拡張や尿管の肥大などがみられ、腎臓内の結石が尿管に落下することから尿路結石も発症しやすいといえます。
腎疾患患者の妊娠・分娩の経過として妊娠高血圧症候群の発症率・死産率・新生児死亡率・周産期死亡率・早産率・低体重出生率をみた場合、いずれも腎疾患合併妊婦では高いことがわかっています。

腎・泌尿器疾患合併妊娠

妊娠中は、増大した子宮や怒張した卵巣静脈による尿管の圧迫、増加したプロゲステロンによる尿管の弛緩から尿の膀胱尿管逆流が生じやすく、この結果、尿路感染症が生じやすくなります。
妊娠中に考慮すべき腎臓病には急性腎炎、慢性腎炎、ネフローゼ症候群、腎移植、尿路感染症などがあります。

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