妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠10か月の過ごし方

いよいよ臨月に入りました。長かった妊娠期間も終わり赤ちゃんに会る不安と喜びでいっぱいになります。 お産が始まる時期がわかるかしら、破水が起こったらどうしようなど不安もいっぱい。安産教室などで学んだことを再確認し、ゆっくり過ごしましょう。

胃がすっきりします

大きくなった子宮で押上られていた胃が子宮が徐々に下がることですっきりして来ます。
それまでは一度にたくさん食べることができなかったのが、美味しくたくさん食べることができるようになってきます。
この時期に急激に体重が増えるママも意外と多いものです。
脂肪が産道に付くと難産の原因となります。
また、急激な体重増加で妊娠線が一気に出るママもいます。一度出た妊娠線は消えないのでケアも最後まで行いましょう。
胃がすっきりしたあとに陣痛が始まるママもいますので外出時は母子健康手帳や健康保険証を忘れないように。

破水に注意しましょう

赤ちゃんが下がり、ホルモンの作用で産道が柔らなくなり、骨盤も広がりお産の準備が整い、いつ破水が起こってもおかしくありません。
破水は、卵膜が破れ羊水が流出する状態をいい、通常は胎児が娩出される直前に破水が起こりますが、分娩開始前に破水が起こることを前期破水、分娩開始から子宮口全開大までに起こることを早期破水といいます。
妊娠37週以降の前期破水の約90%が24時間以内に陣痛が始まるといわれています。
破水かどうかの判断は意外と難しく、おりものと勘違いしたり、破水しても羊水の量が少なくすぐに止まってしまい破水とわからない場合もあり注意が必要です。
破水したということは外界とつながったということで細菌などが侵入し感染する可能性があるためおかしいと思ったり、はっきりしない場合でも病院へ連絡し受診しましょう。
破水の場合は、入浴はせずに、きれいなナプキンを当てできるだけ早く受診しましょう。

お産の兆候と始まり

お産の始まりは様々です。
一般的にはおしるし(産徴)、分娩陣痛、破水の3つの症状が分娩のはじまりの合図だといわれています。
おしるし(産徴)とは、お産が近づき子宮口が開くと卵膜が子宮内壁からはがれ粘液に血液が混じった茶褐色からピンク色のおりものをいいます。すぐにお産が始まるというものではありませ。
痛みや張りの子宮収縮の間隔が10分毎で1時間に6回以上を分娩陣痛といい、いよいよお産の始まりです。
破水は、赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れ羊水が流出することを言います。破水は感染や臍帯が脱出する危険性があります。陣痛の有無に関わらず受診しましょう。

気を付けたいこと

お産の始まりは人それぞれです。
陣痛の感じ方にも個人差があり、陣痛がはっきりとわからなかったというママもいます。
不安があれば病院へ連絡しましょう。
中には妊婦健康診査で内診を受けた刺激で急に陣痛が始まるママもいます。
それまでに妊娠経過が順調であってもトラブルが起こることはあります。
お腹の激しい痛み、休むことない下腹部痛、大量出血などは緊急を要しますのですぐに病院へ連絡して受診しましょう。
その他にも頭痛、めまいなどの症状が安静にしても治まらないようであれば連絡しましょう。

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