妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠5か月の過ごし方

妊娠16週から妊娠中期に入り安定期に入ります。

カロリーの過剰摂取に注意

つわりがおさまり、食欲にまかせて食べるとカロリーの過剰摂取、栄養のアンバランスを招くことになります。
自分自身の食生活を確認し、何をどれくらい、どんな食べ方をしているかチェックするよう心がけましょう。自分が食べたものをメモすることなどもいい方法です。

便秘対策

普段から女性は便秘がちな方も多いのですが、妊娠するとホルモンの影響に加え、大きくなった子宮で腸が圧迫され便秘しやすくなります。
さらに、おなかが大きくなってくることで今までよりも運動量が減少することも便秘の原因となります。
適度な運動と食物繊維を多く含む食品や乳製品などを心がけて摂るようにしましょう。それでも改善しない場合は早めに医師に相談しましょう。

腰痛・腰痛対策

おなかが大きくなるつれて体の重心の位置が変化します。
また、妊娠に伴うホルモンの影響で骨盤の靭帯が弛緩するため腰痛が出現しやすくなります。腰痛や背部痛の予防のため日ごろから正しい動作、姿勢に心がけましょう。
さらに、腰痛や背部痛の予防、分娩に備えて骨盤底筋群を鍛える妊婦体操の指導を受け実施しましょう。
履物のヒールが高すぎたりても低すぎても腰痛の原因となります。体が不安定にならないよう3㎝程度のヒールが良いとされています。

衣服の調整

腹部の増大に加えて乳房の発育、脂肪の蓄積による妊婦さんらしい体型となるため、胸周り、腰周り、腕周りなどゆとりのある衣類を選ぶようにしましょう。
血液の循環を妨げたり、むくみを引き起こさないためにも圧迫をさけ、しめつけないデザインの衣類を選ぶようにしましょう。また、代謝が亢進し、汗や分泌物も増えますから吸湿性、通気性、保温性の良いものを選びましょう。
体重の増加は今後の妊娠高血圧症候群や分娩時の異常の予防のためにも栄養と食事、運動に関して注意が必要です。

夫婦生活の配慮

安定期に入り、妊婦さん自身の夫婦生活による満足度も向上し、夫婦生活を楽しむことができるようになったと感じる人が多いといわれています。
お腹に負担のない体位などを夫婦で考えより充実した夫婦生活を過ごしましょう。

腹帯について

日本には昔から、妊娠5ヶ月に入った戌の日に安産祈願のお参りに水天宮に詣で妊婦さんのおなかに腹帯を巻くという風習があります。
「戌の日」というのは犬が安産だということに起源を発しています。
また、昔の腹帯は「岩田帯」というものを使っており、岩のように丈夫な元気な子が生まれるようにという願いが込められていました。
今でも妊娠5か月の戌の日に安産祈願のお参りをし、赤ちゃんが無事に誕生するようお祝いをなさる方は多いようです。
お仕事やご家族の都合で「戌の日」に詣でることができない場合は、「戌の日」にこだわらず都合の良い日を選んで赤ちゃんが無事に生まれることをお祈りしてあげましょう。
この腹帯に関しては医学的な根拠はなく、腹帯を巻いたり、つけることが苦しいようであれば無理に使用する必要もありません。
また、腹帯にはさまざまな種類のものがありますからご自分にあったものを選んで使いましょう。

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