胎児の運動・行動の発達
胎児は運動機能・脳・神経系の発達に伴って様々な運動を行うことができるようになります。
ママも妊婦健康診査で行われる超音波検査で赤ちゃんが元気に動く様子を見ることで感動することと思います。
胎児の行動に関する分類
超音波画像検査の進歩により子宮内での胎児の様子を観察することができるようになり、1982年にde Vries が胎児の行動を16種類の運動パターンに分類しました。
16種類とは、横向きの屈曲運動、全身運動、驚愕様運動、あくび様運動、上肢の単独運動、下肢の単独運動、手を顔にもってくる運動、開口運動、吸綴・嚥下運動、頭部後屈運動、頭部回転運動、頭部前屈運動、眼球運動です。
胎児の運動の発現週数
胎児の様々な運動は妊娠7~8週から妊娠15週までに見られるようになります。
- 妊娠7~8週:横向きの小さな運動
- 妊娠8~9週:全身の運動・驚愕様運動
- 妊娠10週頃から:しゃっくり・上肢の単独運動・下肢の単独運動
- 妊娠11週頃から:上下肢の屈伸運動・
- 妊娠12週頃から:上肢の伸展に合わせて手指の伸展
- 妊娠10~12週頃から:頭部の後屈運動・頭部の回転・手を顔に持っていく動作
- 妊娠11週前後から:呼吸様運動
- 妊娠13~14週から:頭部の前屈運動
- 妊娠14週頃から:眼球運動
- 妊娠15週以降:開口運動
- 妊娠20週以降:運動時間が長くなり周期性がみられる。
- 妊娠28~30週頃から:レム睡眠とノンレム睡眠のリズムがみられはじめる。
- 妊娠末期以降:運動・行動の日内変動がみられようになる。
このように胎児の運動や行動は妊娠初期からみられ、脳神経系の発達に伴いそれぞれの運動が統合されていきます。
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