妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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胎児の形態的特徴

妊娠10週から胎児期とよび、各器官の成長と機能の成熟がみられます。
胎児の発育における特徴的な変化は、身体のほかの部分に比較して、頭部の成長が緩徐になることです。
妊娠期間における胎児の体重の推移をみてみると妊娠30~36週の間に急速な増加をしめし、それ以降は増加が緩徐となります。
胎児の身長も妊娠中期以降直線的に増加していたものが、妊娠37週以降に緩徐となってきます。

胎児の身体の割合の変化

胎児の形態の最も大きな特徴である全身を占める頭部の割合は、妊娠初期では頭部の大きさは全身のほぼ1/2を占め、妊娠20週前半では1/3、妊娠40週では約1/4となり、胎齢が進むと頭部の比率は小さくなっていきます。成人では頭部は全身のほぼ1/8であるので正常産児であっても全身に占める頭部の割合はかなり大きいということになります。

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