妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
スポンサーリンク

妊娠による消化器の変化

妊娠による消化器の変化はホルモン分泌と増大する子宮によるもので、多くのママがつわりや便秘などを経験します。

妊娠中の口腔内の変化

妊娠するとつわりで歯磨きができなかったり、食習慣の変化などにより口腔内の清潔に保つことが難しくなります。また、女性ホルモンの変化や唾液の分泌量の低下などで虫歯や歯周病などが起こりやすくなります。
妊娠中に歯周病に罹った場合、低体重児および早産の危険度が高くなることがわかっています。

妊娠に伴う食道・胃の変化

妊娠中は増大した子宮による胃の圧迫、プロゲステロンの増加による影響で消化管の蠕動運動が低下し、胃内容の食道への逆流をきたしやくなります。
また、胃が圧迫されたりぜん動運動が低下したりするため胃内容物の停滞時間が遅延したりします。
妊娠初期には約50~60%のママが食欲不振、吐き気、おう吐、胸焼けなどを主症状とするつわりを経験します。

妊娠に伴う腸の変化

妊娠に伴うホルモンの変化により腸の蠕動運動が減少し、排便が遅延することで便秘が起こります。
さらに、大きくなった子宮による腸管を圧迫に加え、運動不足が便秘が要因となります。

妊娠に伴う虫垂の変化

妊娠中の虫垂は子宮の増大により次第に右上方へ移動します。そのため妊婦さんの虫垂炎は妊娠週数により圧痛を感じる場所が移動すつため注意が必要です。

スポンサーリンク