妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠による乳房の変化

乳房は卵巣や胎盤から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)の働きで妊娠2か月ころより乳腺の肥大増殖と脂肪組織の増加が始まり、妊娠4か月頃から初乳が分泌されます。

妊娠に伴う乳房の変化

乳房は、妊娠2か月頃より乳腺の肥大増殖と脂肪組織の増加が始まり、しだいに乳房は増大し、妊娠後期には非妊時の3~4倍の大きさになります。
初妊婦の場合には半球状、経産婦の場合には乳房が垂れ下がるようになります。

妊娠に伴う乳頭の変化

妊娠6週頃から血管が増加しはじめ、妊娠8週頃には色素沈着が強くなります。
乳頭は触れるだけで痛みを感じるほど敏感になり、妊娠16週頃から分泌機能が認められ、乳房を圧迫すると水様透明な初乳が出るようになります。しかし、妊娠中は胎盤由来の大量のエストロゲンが乳腺に作用しているため乳汁分泌は抑制されています。

妊娠に伴う乳輪の変化

乳輪の中にある皮脂腺または痕跡的乳腺(モンゴメリー腺)は肥大します。
乳輪は広くなり暗褐色に着色し、この着色はとくに経産婦に強くみられます。

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