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ホルモンとは

ヒトの身体のさまざまな器官の活動は常に安定して働くように調節されています。
その役割は主に神経系と内分泌系でおこなわれていて内分泌腺から分泌されるものがホルモンです。
ホルモンという言葉の語源はギリシャ語の「刺激する」「興奮させる」といった意味の言葉です。
ホルモンとは血液中に分泌する化学物質で、血液の流れによって全身に運ばれ指令を伝えています。
一般的にホルモンは内分泌腺から分泌され、主に血液を介して標的となる細胞や臓器に達します。
内分泌腺には、下垂体、松果体、甲状腺、副甲状腺、膵臓、副腎、卵巣、精巣などがあります。この他に胃や腸、腎臓にも内分泌細胞がありホルモンが分泌されます。

ホルモンの特徴

  1. 体内の内分泌腺で産生貯蔵され、刺激に応じて血管内に直接分泌される。
  2. 2血液を介して運搬される。
  3. 標的細胞、あるいは標的臓器をもっている。
  4. 3細胞の代謝系の調節を行うことにより作用を発揮する。

ホルモンのはたらき

ホルモンは消化、吸収、循環、呼吸、免疫、代謝など体内の調節作用を担っています。
体内のホルモンは、常に一定量に保たれるように調節され、生体の恒常性を維持しています。
また、複数のホルモンが互いに分泌を調節し合うしくみもあります。

ホルモン分泌の調節

ホルモン分泌は、分泌細胞が自律神経の調節を受けておこなわれています。中枢神経系が内分泌腺を調節しています。
また、多くのホルモン分泌は、上位のホルモンによって調節されています。
例えば、ホルモンAがホルモンBの分泌量を調節している場合、ホルモンAが上位ホルモンで、上位ホルモンにより分泌量を調節されるホルモンBのことを下位ホルモンといいます。さらに血中にホルモン量を一定に保つために下位ホルモンはフィードバックにより上位ホルモンの分泌量を調節しています。
その他に、いくつかのホルモン分泌は血中の物質による調節を受けています。例えば、膵臓からのインスリン分泌は血糖値が上がると亢進し、血糖値が下がると減少します。

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