妊娠中の糖質摂取
炭水化物は、蛋白質、脂質とともに3大栄養素といわれ、身体の主要なエネルギー源となり、糖質と食物繊維に大別されます。
この分類は、体内で消化吸収されるかどうかにより分類されたもので炭水化物のうち消化吸収されるものを糖質、消化吸収されないものを食物繊維と分類します。
糖質とは
糖質は、エネルギー源となる栄養素である糖質、脂質、蛋白質のうち最もエネルギー源として使用され、体内で1gあたり4kcalのエネルギー源となります。
糖質は一般的に分子の大きさによってもうこれ以上分解できない最小単位のものを単糖、単糖が複数結合したものをオリゴ糖、単糖が多数結合したものを多糖と分類されます。
妊娠中の糖代謝
妊娠すると胎盤からインスリンの働きを抑えるホルモンが分泌され血糖値が上昇しやすくなります。
高血糖が続くと流・早産、子宮内胎児死亡、妊娠高血圧症候群、巨大児などが発生しやすい状態となります。
妊娠中の糖質
糖質はとり過ぎると肥満や生活習慣病をまねくおそれがあるため注意が必要です。
しかし、過度なダイエットによる女性のやせが妊娠や赤ちゃんに影響することが問題視されています。
また、糖質制限ダイエットの妊婦さんから生まれた赤ちゃんは大人になると高血圧になるという報告もあります。
妊娠期の糖質付加量
糖質の付加はありあせんが、とり過ぎや控えすぎは良くありません。
スポンサーリンク