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ドライアイ

ドライアイは、なんらかの原因で涙の量が減少したり、涙の質のバランスが崩れたりした結果、眼球表面が乾燥してしまい眼球表面が傷ついたりしさまざま障害がおこる病気をいいます。
スマホやパソコンなどの普及、生活環境の変化において増加傾向にあるといわれています。
更年期のころになると加齢に伴って眼球を支えている筋肉が衰え、眼精疲労、老眼、ドライアイなどさまざまな目の不快な症状が出てきます。
ドライアイは、エストロゲンの分泌の低下により目の潤いがなくなり更年期に増加するといわれています。

ドライアイの原因

ドライアイの原因は、はっきりした原因はわかていませんが、加齢に加え、最近ではパソコンの使用、エアコンによる室内の乾燥などにより増加傾向にあるといわれています。

ドライアイの症状

ドライアイの症状としては、もっとも多い症状が、目が疲れやすいということで眼精疲労の一因ともなっています。
その他に、目が痛い、目がしょぼしょぼする、目がごろごろする、目やにが出る、目が重い、目がかゆい、光がまぶしい、ものがかすんで見えるなどの症状がみられます。

ドライアイの検査・診断

ドライアイの診断には涙の分泌量、性状などを調べる検査、角膜検査、眼底検査などがおこなわれます。
涙の量を調べる検査としてはシルマー試験が一般的で専門のろ紙を瞼の縁にはさみ5分間でどのくらいの長さが濡れるかを調べます。
眼球の状態を診るために顕微鏡検査がおこなわれ、傷の有無を調べるために染色液を少量点眼し顕微鏡でみます。
ドライアイを調べる検査のほとんどが外来で行われます。

ドライアイの治療

ドライアイの治療は、ドライアイに治療法は、角膜保護剤、人口涙液などによる点眼治療が行われます。
涙の流出を抑え、涙を目の表面に蓄えるために涙点を閉じる手術療法がおこなわれることもあります。
その他に、生活環境の見直し、生活習慣の改善、食事の改善などの指導が行われます。

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