心筋梗塞
心筋梗塞とは、心臓の筋肉に酸素を供給している冠動脈の血管壁にコレステロールがたまり、動脈硬化が進むと血管の内側が狭くなり血液の流れが悪くなり、完全に塞がってしまい血液が流れなくなり心筋に酸素が供給されす壊死をおこしてしまうことをいいます。
心筋梗塞の原因
心筋梗塞の多くの原因は、血管壁にコレステロールを主成分とする脂質が固まったものが沈着する冠動脈の粥状硬化が起こったことによります。
女性における虚血性心疾患や脳血管障害などの動脈硬化性疾患の発症頻度は更年期以後に増加します。これは閉経前後からエストロゲンの分泌が激減するため総コレステロールが上昇し、高脂血症や動脈硬化が促進されるからです。
心筋梗塞の症状
心筋梗塞は、前ぶれもなく突然に発作がおこることもありますが、前兆として狭心症発作がみられることがあります。
発作時、胸の中央にしめつけられるような激しい痛み、圧迫感や灼熱感を伴う激しい痛みが起こり、痛みの継続時間も長く、狭心症発作とはくらべものにならないほどの痛みです。
痛みの場所は、多くは胸部中央ですが、その他に左胸、左肩、背中、首、左腕、みぞおちなどにも激しい痛みを感じることがあります。
激しい痛みのために、冷や汗、吐き気、おう吐、呼吸困難、意識消失しショック状態に陥ることもあります。
しかし、高齢者などは痛みを感じない、または軽い痛みが継続した後にいきなり呼吸困難や意識消失を起こすこともあります。
心筋梗塞の検査・診断
心筋梗塞は、発作の様子などから心筋梗塞の可能性を考え、心電図検査、血液検査、心エコー検査などで確定診断がおこなわれます。
状態によっては、超音波診断や心カテーテルによる冠動脈造影などの検査がおこなわれます。
心筋梗塞の治療
心筋梗塞の治療法としては、薬物療法、カテーテル療法、手術療法があります。
薬物療法で用いられる薬剤には、血管拡張薬、β遮断薬、抗血小板薬があります。
カテーテル療法とは、狭くなった血管を細いカテーテルで広げ血流を再開させる治療法でバルーン療法とステント療法があります。
手術療法には、緊急の冠動脈血行再建術などがおこなわれます。
その後、再発予防のために薬物療法がおこなわれるとともに、高血圧、糖尿病、高脂血症などの治療がおこなわれます。