妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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更年期は様々な病気が増えます

女性は、更年期を迎えるころになるとさまざまな生活習慣病も増えてきます。
エストロゲンの減少に加えて、加齢によって免疫に関する臓器も萎縮して免疫力が低下しウイルスや細菌に感染しやすくなり、さらに癌などの悪性腫瘍などの発生も増えてきます。
更年期障害はエストロゲンの減少によって引き起こされる不定愁訴です。
エストロゲンの減少は更年期障害を引きおこすだけではなく、骨や血管などにも影響を与えます。
閉経によりエストロゲンが卵巣から分泌されなくなると骨の新陳代謝がうまくいかなくなり、骨のカルシウムが流出してしまい骨が脆くなる骨粗鬆症となります。
骨粗鬆症により骨折をし、その結果として歩行障害となり外出も思うようにならず、心身両方への影響となってしまいます。
閉経後、血液中のコレステロール値が急激に上昇します。コレステロール値の上昇は脳梗塞、心筋梗塞などを招く危険性があります。
女性は、家族の健康には注意を払うのですが、自分自身の体のことはついつい後回しになりがちです。
とくに、専業主婦の女性の場合は定期的な健康診査を受ける機会がない場合もあり、病気の発見する機会が少ないといえます。
更年期は加齢にともない、徐々に体の調子が悪くなるため病気の初期症状であっても気付かないことが少なくありません。
骨粗鬆症や高血圧、高脂血症、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病などは、徐々に悪化し、かなり病状が進行して発見される場合が珍しくありません。
女性にとって更年期はこのような時期であることをしっかりと理解しておく必要があり、定期的な健康診断を受けるよう心がけましょう。

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