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漢方薬の副作用

漢方薬は、2000年とも3000年ともいわれる長い歴史の中で、伝統医学として経験・臨床を繰り返して、薬効、安全性が確立してきました。
日本では148種類の漢方エキス製剤(うち軟膏が1種類)が健康保険の適応となっているほか、薬局で販売されています。
漢方薬は、一般的に副作用は少ないのですが、副作用が全くないというわけではありません。
また、漢方薬はそれぞれの体質や症状を判断した上で処方されますが、漢方薬が合っていなければ、副作用が発生する確率も高くなります。
よく使用される漢方薬の副作用は以下のようなものがあります。

  • 麻黄:不眠、排尿困難、動悸、頻脈、発汗過多、精神興奮、食欲不振、胃部不快感、吐き気、胃痛、腹痛、便秘、下痢など。
  • 甘草:一時的に多量に摂取すると血圧上昇など。
  • 附子:動悸、不整脈、のぼせ、舌や唇のしびれ・吐き気、おう吐、呼吸困難など。
  • 黄芩:咳、発熱、労作時の息切れなどの間質性肺炎の症状が現れることがあります。
  • 桂皮:発疹・皮膚発赤・掻痒・発熱など。
  • 当帰:発疹・皮膚発赤・掻痒・発熱など。
  • 地黄:胃腸障害:胃もたれ・胃痛・吐気・嘔吐・下痢・胸焼けなど。
  • 芒硝:過剰に服用すると、下痢、腹痛、浮腫など。
  • 茯苓:便秘を引き起こす場合があります。
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