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更年期の便秘

便秘とは、普段に比べて排便回数が減少し、便の量が少なく、硬さの増した便のことをいいます。
便秘は排便回数では判断できません。
便秘は、便秘は消化管の器質的異常の有無によって、器質性便秘と機能性便秘に大きくわけることができ、基礎疾患を伴わない機能性便秘を習慣性便秘、それ以外を症候性便秘といいます。

便秘と女性

日本人女性の半数以上に便秘の症状がみられるといわれます。男性に比べて女性が便秘になりやすい理由は、

  • 女性は腹筋が弱いため、大腸が便を送り出す力が弱い。
  • 黄体ホルモンの作用により大腸の腸壁から便の水分が吸収されて便が硬くなる。
  • ダイエットなどで食事量が少ないと大腸のぜん動運動の低下、便が硬くなる。
  • 女性は忙しさや人前での恥ずかしさのためにトイレを我慢することも多い。
  • 環境の変化、精神的なストレスの影響も受けやすい。

更年期の便秘の影響

便秘は、腸内に便が長期に渡って滞ってしまうと有害物質が体外へ排出されず、全身を循環してしまいさまざまな影響が出てしまいます。

  • 便やガスが腸の中に貯留することで、食欲不振、痔などの症状がみられます。
  • 有害物質が吹き出物やシミなどの肌のトラブルを引き起こします。
  • 便秘は新陳代謝を低下させるため、血行が悪くなります。
  • イライラしたり、不眠になったりします。
  • 便秘が続くことで自律神経が乱れます。

更年期の便秘の対策

  • 3食をしっかりとり、特に朝食を抜かないようにしましょう。
  • 食物繊維を十分にとりましょう。
  • 水分を十分にとりましょう。朝起きてすぐにコップ1杯の水もおすすめです。
  • ダイエットで食事量を減らしたり、偏った食事は避けましょう。
  • 発酵食品やオリゴ糖など腸内環境を整える食品を積極的に摂りましょう。
  • 適度な運動をおこないましょう。
  • トイレに行く習慣をつけ、トイレをできるだけ我慢しないように心がけましょう。
  • ストレスをためないようにしょう。
  • 食事の改善や運動をしても便意がない場合には医師に相談し、便秘治療薬や整腸剤を処方してもらいましょう。
  • 基礎疾患がある場合がありますから便秘が続く場合は受診しましょう。
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