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更年期の疲労感・倦怠感

疲労とは心身への過負荷により生じた活動能力や能率の低下した状態をいい、疲労感とは疲労が存在することを自覚する感覚のことをいい、全身倦怠感、だるさなどと同じ意味で用いられています。
また、疲労は、痛み、発熱とともに三大生体アラーム機構の1つで、過剰な活動による身体のオーバーヒートを守り、休息の必要性を警告するサインの1つです。
疲労感や倦怠感は様々な疾患にみられる症状ですから安易に考えることは避けましょう。

更年期症状と疲労感・倦怠感

更年期特有の疲労感、倦怠感は、程度は軽くても自覚症状が続きます。
一日の疲れがなかなかとれない、激しい運動を行ったわけでもなく、仕事で根をつめたわけでもないなど、特別なことをしたわけでもないのになんとなく身体がだるい、何もする気がおきない、すべてが億劫に感じる、寝ても疲れがなかなかとれない、いつも身体がだるくて重い、などといった症状がみられます。なかなか解消せずに長く続くのが特徴的で、体力や気力がなくなった感じに襲われることもあります。
また、仕事をもつ女性では、思うように仕事がこなせない、集中力が落ちた、些細な失敗が続いたりすることで自信をなくし、うつのような状態に陥ることもあります。
更年期の女性の6~7割が疲労感や倦怠感を感じているといわれています。
更年期症状としての疲労感や倦怠感は、女性ホルモンや自律神経の一時的な変調を調性しようとして、身体全体が無理に反応しようとしたことで起こります。
さらに、更年期の女性の社会的背景として、両親の介護、こどもの進学や就職、結婚などの心労、仕事をもっている女性においては仕事での責任が重くなったりする時期でもあり、何かと心労が増える時期でもあります。
このような状況にあるにもかかわらず、若い頃のようにテキパキとできない、思うように物事が運ばないことから自信をなくしてしまったりしまいます。
更年期の理解がない家族やまわりの人から怠けていると思われることもあり、どんどん追い込まれてしまい、精神的にも落ち込み、ひどい場合はうつ状態に陥ってしまう人もいます。

更年期の疲労感・倦怠感の対策

腰痛があるときに行われる検査としては、X線検査、CT検査、MR検査などが行われます。
腰痛の治療法としては、薬物療法、物理・装具療法、運動療法、心理療法、神経ブロック、手術療法などがあり、腰痛症の治療の基本は保存療法です。 安静は必ずしも有効な治療法とはいえず、急性腰痛に対して痛みに対した活動性の維持はベッド上安静よりも疼痛を軽減し、機能を回復させるのに有効であるとされています。

更年期の腰痛の対策

更年期症状の疲労感や倦怠感で辛い場合は、更年期だからと割り切り、あせらず、無理せずゆっくり過ごしましょう。

  1. 十分な睡眠をとりましょう。
  2. 家族に更年期症状で疲れやすいことを伝え、理解してもらいましょう。
  3. 生活のリズムを整えましょう。
  4. できるだけ決まった時間に寝るようにしましょう。
  5. 家事を完璧に行おうとせずに、一日に行う量を少なくしましょう。
  6. 仕事はゆとりをもったスケジュールを立てましょう。
  7. 何事もがんばり過ぎずないようしましょう。
  8. こまめに休むように心がけましょう。
  9. すべてを一人で背負うことをせずに手伝ってもらいましょう。
  10. 疲れやすいからといってダラダラと過ごさず、毎日少しずつ身体を動かすよう心がけましょう。
  11. 症状が辛い場合は産婦人科を受診し、相談しましょう。

更年期の腰痛の対策

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