妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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更年期障害の成因

更年期障害は閉経前後の数年間に出現することが多く、その原因に卵巣機能の低下による女性ホルモン(エストロゲン)の低下が知られています。
しかし、治療をおこなってもすっかり症状が軽快する方ばかりではないことから更年期障害が女性ホルモンの低下だけでなく、他の要因として心理的要因、社会的要因、(環境要因、気質要因)があることが知られています。
※更年期障害は、以上の3要因により起こるとされていますが、これらの要因が3分の1ずつ含まれているわけではありません。
閉経前後であれば、すべての人の卵巣機能の低下は存在しているのですが、人によってはエストロゲンの低下あそれほど影響を与えていない場合もあります。

更年期障害の内分泌学的要因

40歳代に入ると卵巣機能は低下しはじめ、50歳前後で閉経を向かえ、その機能が終わりを迎えます。
卵巣機能が低下し始めると、卵巣から分泌されている卵巣ホルモン(エストロゲン)が減少しはじめ、排卵中枢である視床下部に影響を与えます。その結果、視床下部、下垂体系は活性化し、卵巣を刺激するのですが卵巣はほとんど反応しないため、自律神経系の不安定をもたらし、不定愁訴が出現しやすくなると考えれています。

更年期障害の社会的要因

更年期では、その人を取り巻く環境がさまざまな負担を与え、不定主訴をもたらすと考えれています。
例えば、介護、夫、子ども、姑などとの関係、仕事の影響などが考えれてますが、圧倒的に多いのが身近な人との人間関係だとされます。

更年期障害の心理的要因

更年期障害の心理的要因は、本人の性格的要因に基づくもので、いわゆる真面目で几帳面で完璧主義の人が更年期障害になりやすいとされています。
その反面、何事も適当にする人は更年期障害になりづらいといわれています。
ただし、心理的要因は一概にいえないところもあります。

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